ここ数日、寒が戻ったけれど

例年より暖かく、春も間近です。

寒いのも困りますが、冬なのにバカに暖かくて

夏がまた酷暑なのも勘弁して欲しい。


そんな天候とは裏腹に

宝塚歌劇にはまた暗雲立ち込めてきた感じです。


遺族と宝塚歌劇のお話合いに

歩み寄りがあったかと思えば、

どうも合意形成には、なかなか至らない模様。


遺族側の声として、被災者の妹が

現役タカラジェンヌとして、声明を発表した。

被災者と妹は、ただの姉妹ではなく双子。

母親のお腹の中から一緒で

宝塚歌劇団という進路を等しくしたことからも

姉妹というより、片割れというか分身で

その存在を失ったことに対する

並々ならぬ悲壮感が漂ってきて、

胸が苦しくなる。


と、同時に現役生徒として、

声明を出したことで、現役タカラジェンヌ全体

はては関係者みんなを敵を回したなって思った。


劇団を公に批難したことで

仮に和解できたとしても、

彼女が今まで創り上げてきた

組内の関係や同期や上級生下級生との

交友関係など、

全て無に帰す覚悟でしょうし、

彼女の声だからこそ、響くものもあると思う。


代理人弁護士先生は、

私共が頼んだわけではないと言ってるので

本人の希望だったかもしれないけど

私は、家族が止めて欲しかったなと思います。


家族だから、当然なのかもしれないし

本人、劇団に見切りをつけたのかもですが

退路を残してあげて欲しかった。

彼女が今まで培ってきた時間の中には

素晴らしいものもあったと思う。

それすらなかったことになるのかなって

感じて、とても哀しくなった。



この会見を待っていたかのように

文春砲第16弾が出ました。


遺族と弁護士と文春って一蓮托生なんかな。。

先日も、宙組がコンサートでもする話が

あったけど立ち消えになった記事があり、

宙組再起を阻止してるかと思った。


どこまでホントかわからないけれど

芹香斗亜は、謝らないと言ってるらしい。


遺族が求めてる、謝罪は、

上級生がパワハラを認めた上での

公開謝罪なのかな?って

昨日の会見をさらっと見た感じ、

ちょっと思ったんですけど、


擁護するわけではありませんが、

芹香斗亜も自分の人生かかってるから

容易に謝罪できないよなって思うし

まして、当事者でない第三者が

ことの大きさを考えずに

簡単に謝罪しろなんて、言えません。


文春の記事の中に、

ある演出家の先生が

『自殺の因果関係はさておき、

 最悪の事態になってしまったこと

 自体を謝るべき、それすらできないのか』

と呆れていた

と書かれてますけど、


思うに謝罪したら最後、

因果関係が作られてしまう


と私は、思います。

このご時世ですから。

ましてや、因果の主従のにさえなりうる。

過重労働問題も、なかったことのようになり

問題の要因が全て上級生たちに向く気がします。


ネット民怖いです。

先日の漫画家先生と脚本家だって同じです。


ましてや、おそらく宙組内の問題は

ずっと前からあったかもしれないのに

全ての責任を背負わされるのは

本人にしては納得しないでしょうし。。


個人的には、いかなる立場であれ

頂点に立つ人の

重責というものはあると思いますけど。。


中卒で今まで宝塚一筋で

親もタカラジェンヌで

ひたすら長い二番手時代を

耐えに耐えてきたわけで、

ある意味かなりの不屈の心を持ってそうなので

解決まで長引きそうです。


本件、劇団側の非を認める要望というより

もはや個人に対する復讐というか仇討ちにも

思えてきたかも。


願うのは、みんなの穏やかな心です。