2日連続で観劇することになった

東京宝塚大劇場星組公演。


心身ともに健全で観劇できることに

感謝しつつ、今日も、あり難く

友の会優先貸切公演を楽しんできました。


お芝居の『RRR』は楽しいけど、

私は、絶賛VIOLETOPIAシンドローム中です😅


幕開きから、ことなこの「ぬかるみ」を経て

劇場場面は、ちょっと冗長気味だけど

そこから一気に駆け抜けていく

名場面の連続を一生懸命追いかけていたら

終演後、目が痙攣してきた。

下瞼の痙攣よくありますが、わりと煩わしい。


月組『G.O.A.T』でも思ったけど、

宝塚OGの定番振付師とは異なり

外部の振付の方々って、

やっぱり目新しいし、

タカラジェンヌのポテンシャルを

引き出してくれるようで嬉しい。


今回は、長谷川達也氏の振付場面が

素晴らしくって、ものすごく集中してます。

もはや定番となりつつあるKAORIalive氏の

ロケットの振付も秀逸。

今回のロケット、

4組それぞれの場面は曲が転調して、

でも4組揃うとショーの

テーマ・ソングになるとか斬新かも。


それと玉麻尚一氏の礼真琴が歌う

「孤独」の楽曲が素晴らしい。

「蒼穹の昴」もこの先生の作曲で

凄く深みのあるメロディで

じんわり心に残ります。


蛇足ですが、前回の雪組ショーに

ワイルドホーン氏が提供していた楽曲は、

なんだか、宝塚歌劇の専属先生方と

そう違いを感じなかったことを思い出した。

ワイルドホーンの真骨頂は

やっぱり芝居で盛り上がるコーラスだと思うし

ショー向きじゃないのかも。



今回、RRRとVIOLETOPIAで

目立って活躍している娘役二人。

99期小桜ほのかと、102期都優奈。

ふたりとも、歌上手さん。


とくに小桜ほのかは、凄ツヨ娘役の有沙瞳が

退団して、ツヨ娘役になりました。

私が思うに彼女の凄いところは、

声質を役柄によって、変えてくるところ。

1789のソレーヌのときは

地声で低く、今回のキャサリンや

ミーマイのときは、落ち着いた大人の声。

赤と黒では下品さが加わり、

遡ってアルジェのときは、

世間知らずの令嬢で可憐な声。


演技だけじゃなく、変幻自在な歌声も魅力。

そして、喉強し!

歌声は力強さもあれば天使の声でもあって

まさに自由自在。


彼女、絶対声優に向いてると思うんだけど。


どこかのトップ娘役に!という声も

ちょいちょい見かけますが、


小桜ほのかは、凄いけど

トップ娘役の器か?って言われたら

えっと・・・・

って感じかなぁ。


やっぱりトップ娘役って、

ブロマイドとか買ってムヒムヒ眺めて

楽しめる素材じゃないと💦って私は思う。

申し訳ないけど、舞台で観るにはいいが

写真眺めたいタイプではないかな😞😞


で、有沙瞳が抜けて

詩ちづるが、もっと出張ってくるかと思いきや、

小桜ほのかと都優奈の二人の歌唱場面が

思いの外多くて、

ま、歌上手大歓迎ですけど

個人的には、特に小桜ほのかの独唱が

長すぎると今回思ってしまった。

あ、RRRの威風堂々の話です。


ショーも、私が気づいてないだけかもですが

詩ちづるは、劇場場面で

ヒロインとして活躍してるし

娘役達の中では真ん中で踊ってますが

ひとりで歌う場面ってありましたっけ?


気づくと、歌ってるのは

小桜ほのかか都優奈だなーって思って

いつの間にか、

歌上手上級生の白妙なつさんも

だいぶ出番が減ってきましたし。。


星組は、世代交代見えつつも、

やっぱり年功序列で上級生強いよね。。