観劇予定もなく、毎日やる気もなく

ひたすら中国ドラマに没頭する日々。

前にも思ったけど、洗脳されてるんじゃないか😅

とか思うほどに続きが気になって

他のことが手につきません。


ということで見終わったドラマ

『風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~』


U-NEXTで全46話。
唐の二代から三代皇帝の時代の話。
主役の二人は実在人物。
それに、のちの武則天となる武才人も登場。
この間見終わった『宮廷の諍い女』には
見かけなかった現代風美男美女勢揃い。眼福。

史実の流れに沿って
あることないこと、これでもかと詰め込まれる
中国歴史ドラマあるある。

主役は庫狄琉璃。胡人で刺繍の名手設定。
演じるのは超美人グーリー・ナーザー。
子役の娘がめちゃくちゃ西洋人!って
顔立ちだから、最初違和感あって、
でも、胡人という設定で納得。
グリナザさんは、ウイグル出身。

でも、役柄、男装wとして宮中に仕えてるけど
全く男に見えない😅
バッチリメイクの違和感よ💦💦
がしかし、物語が進むに連れ、
気にならなくなる不思議。

相手役はティミー・シュー演じる裴行倹。
唐初期の実在人物。
wiki見ると継室が、庫狄氏とある。
瑠璃に一途なくせに、
終盤先妻がいたことが判明しますが
史実に沿ってたら、まあそうなりますね。。
ティミー・シューくん、初見ですが
ボッテリとした、口元といい斎藤工に似てる、
って思ってちょっと苦手だったけど
これまた終盤気にならなくなり、応援モード。

史実では、関係者殺しまくりの
中国唯一の女帝武則天は、
めちゃくちゃ頭の切れる、
主人公たちの味方として登場。

ドラマの中では
帝位を狙う曹王の策略をかわすため
自ら剃髪して仏門に入る設定。

中国宮廷ものあるある。
舞台が後宮でない場合、
才色兼備な、女性主人公に
完全無敵な宮廷要職にある相手役。
そして、必ず帝位や皇太子の座を巡って
陰謀の数々に巻き込まれ、
必ず、主人公はやんごとなき身分のひとから
好意を寄せられ悩む。

今回もご多分に漏れず。
女性と判って、露骨に嬉しがる
皇太子のちの三代皇帝。
ラスト、二人の間を許すまでの期間5年。
長い・・・。
たぶん、この5年は後の物語の設定と
辻褄合わせるために
必要だったんじゃないかと思う。

でもって、皇太子を皇太子の座から
引きずり落とすために何度も策をめぐらす
弟、曹王とその義母楊妃の言い分が
ちょっと、強引過ぎて、
ツッコミどころ満載ですが
その都度、瑠璃、裴行倹、皇太子、武才人の
連携プレーで難を乗り切る様が
安心して見られて面白かったし
あんまり、人が次々死なないのも良かった。

で、このお話、そもそも
宮廷の尚服で宮廷一の刺繍名人と言われた
瑠璃の母親が陰謀により
命を落とし、その復讐劇でもあって
その技と才能を受け継いだ娘であるからして
衣裳や刺繍の数々が目を見張るほど美しい✨
復讐の結末はわりと拍子抜け。

清時代と衣裳は、女性は首の上まで
衣裳カッチリで、頭もモリモリだけど
唐時代は、胸元あいて、ゆるやかではんなり。
私は詰め襟よりも、漢服のほうが好きです。

で、この作品、主役二人が結ばれて
終わりますが、いろいろ含みがあり
伏線回収されてなくて
あれ?これで終わるの?と思ったら
どうやら続編が、本国では配信されてるらしく
気になります😍

武才人が武昭儀となって、宮中に戻ってるから
史実に照らしあわせ、これからどうなるのか。
見られるのまだまだ先かもですが
楽しみです。