昨日は観劇でお出かけしたけど
あんまり暑いので家に引きこもり
中国ドラマ『夢華録』一気見した。
原作は13世紀に創られた古典?らしく
男尊女卑が甚だしく悪い男に騙された
女三人が復讐する物語が下書きのよう。
主役リウ・イーフェイは、
ディズニー映画『ムーラン』で
ムーラン役だった女優さん。
明日海りおの吹き替えで映画も見ました。
映画は、あんまり良いと思わなかったし
凄い美人とも思わなかったけど、
ドラマを観ていたら、
艷さ、強さ、強かさ、いろんな顔があって
とてもとても魅力的な女優さんでした。
男主役は、チェン・シャオ。
ちょいと角張った顔が、最初は好みでは
なかったけど、生き閻魔と
言われる凄腕秘密警察のわりに、
後半お茶目なところもあり、
主役ふたりのラブシーンは、
大人でしっとりとした美しさもあり、
最近見た中では、なかなかの映像美。
しかし、たまたま見ている中国ドラマ、
やたらと女性が人権を主張し
男にまさる生き様を描くドラマの多いことよ。
そして、今回も中国ドラマあるある。
やっぱり主役2人が親の因縁があり
実はカタキ同志ってのがね・・・ 。
結局和解するか、誤解が解けてハッピーエンドに
なるんだけど、それ以外のパターンは
ないなかよ?っていう。。
あと主役男が、重症何度も負うのに
なかなか死なない不死身な男たち。
加えて、朝廷の勢力争いもお馴染み。
だいたい、背景の時代が代わるだけで
私が好んで見てるラブ史劇ってのは
概ね同じテンプレートなのかも。
私にとって、中国ドラマは
水戸黄門とか大岡越前とかと
同じようなものかもしれないと
最近思う。ちなみに現代劇は見ません。
今回の作品、女性が自立していく話のはず
なんだけど、身分差乗り越えて
結局は玉の輿?にみんな乗る
シンデレラストーリーなんだよね。
まあ、恋愛ドラマにするには
仕方ないのかもだけど。
ドラマにはなかなか魅力的なキャラも
たくさんいて、かなり、面白かった。
あの人どうなった?っていう疑問もあるんだけど。
三人娘の中に、琵琶奏者がいるんですけど
『光る君へ』で、たまに吉高由里子演じる
まひろが、琵琶鳴らすのとレベチです。