宝塚暑い💦ですね。

星組公演『記憶にございません!/Tiara Azul 』

を観劇してきました。


本日、宝塚市民二階席貸切公演とかで

親子連れがワッサぁといました。

ある意味東京宝塚劇場では見られない光景。 

東京だと青少年が観る舞台といえば、

劇団四季って感じがあるので。。


土曜日にまた観劇する予定なので、ざっと。

『記憶にございません!』

映画館で、映画観ました。

最近も予習復習兼ねて再度視聴しました。

三谷幸喜のコメディ作品です。


内容は8割がた映画に忠実。

それに宝塚テイストを加味したハイブリッド作品。


正直に言います。



私が生で観劇した石田作品で

ノンストレスは初めてでした😉


プログラム読むと、三谷幸喜は一切口出しなし。

確認すらなし、自由にやっちゃってください、

ということだったみたいです。


ちゃんとコメディで、超笑える。

しかもわざとらしくない。

映画の俳優たちのテイストをリスペクトし、

加味しながらの役作り。


最高じゃね?


映画との比較でいえば、詩ちゃん演じる

番場さんが、聡子さんにむちゃぶりされた

面白ダンスがなかった。。

私の好きな番場さんと総理とのやりとりもカット。

お尻を突き出して、あれいつもはここで云々の場面。


映画では斉藤由貴演じてた須賀さん(白妙なつ)

と総理とのやりとりほぼなし。

ゴルフの場面もなし。


わりとカットされてる場面は多いと思う。


そこは気になるほどでは、ないけれど

エピソードがカットされたことで、

記憶をなくした総理が

小学校の恩師を呼んでいちから政治について

学びなおすまでの過程が若干唐突過ぎたのは

残念だったかな。


あとは、いっとき、星組もコーラス凄っ!

って思ってたけど、今回はちょっと

何歌ってるか、わかんなかったので、

これから熟れていくことに期待。


コメディ作品は初見が一番笑えます。

二度三度となると、笑うツボがわかっちゃうので。

飽きずに観続けられるかは、課題。


ショー『Tiara Azul 』


礼真琴と舞空瞳の集大成。

幕開きは、銀橋で男役を従えたセンターポジの

舞空瞳から。


退団公演となる偉大な星娘一を

最大限リスペクトしたショーだと思う。

ショータイトルといい、

これだけ娘1をあげあげのショーは珍しい。


ショー見てるとブルー・ハワイが

飲みたくなります🤤


ことなこの裸足のデュエットダンス。

私はぶっちゃけ、皆が裸足裸足言うほど

そこに価値はあまり感じません。

裸足だろうが、底上げブーツだろうが

素敵なものは素敵だから。


でも、息のあった二人のダンスは、

今までの絆が感じられて、

ほんとに素晴らしくって涙が出てきた。

礼真琴が舞空瞳を慈しむようにしている様が

余計に泣ける😢

裸足といえば、二人のプレお披露目で、

こっちゃんが絶唱してる後ろで

舞空瞳が華麗に踊ってたあの頃が懐かしい。


二番手暁千星は、

もう何やらせてもため息でるほどカッコいい。


オラついた礼真琴率いる星男の爆踊りを

ありちゃんが引き継ぐのも既視感あるけど

何回やってくれても、良いです❤️


ことなこフォーエバーですが、

ありなこも、好き。


ことなこありのトリデンテを観られる今が

贅沢で、礼真琴政権の最高潮だと思った。

仮に礼真琴が舞空瞳の後に誰を相手役に

迎えようと、なんというか

絶対的な華を持ち、長い年月礼真琴と

切磋琢磨してきた舞空瞳には

敵わないんじゃないかな。


私は、ことなこが好きで、

舞空瞳を見送った後は、やもめが良いって

思ってました。なんというか、トップとして

他の娘役とのコンビが見たくないというか。


でも、今日公演を観て、

私にとって礼真琴政権のクライマックスというか

最高の公演として記憶付けられたことで

その後誰と組もうが、

私の最高は上書きされることはない

って思えました。


たぶん、今後大作がきて素晴らしい作品が

生み出されると思うんです。

でもそれは、今日感じたクライマックス感とは

違うんじゃないかな、という予感。


あまり、触れてる人いないんですけど

ニック・ウィンストン氏の振付場面。

正直、斬新!とか凄い!とか、なくて

このショーにわざわざ招聘して

大金払って(おそらく)振付してもらう意義が

あったのかなって思った。

宝塚にはタカラジェンヌたちを活かす

振付ってのがあって、

無難なミュージカル風で終わってたのが残念。


最後に。

礼真琴のフィナーレの階段降りの衣装

トンチキが多すぎません?

いかり肩にする衣装とか被りものとかさ。。