9月22日 (土) 14:15 曇り、朝方まで雨でした
「駅通り若者」の曳山
『祇園祭礼信仰記 金閣寺』
人物
「佐藤虎之助正清」→加藤清正
「松永大膳(まつなが だいぜん)」
国崩し(クーデター)の首謀者、松永大膳は、足利義輝の母「慶寿院
(けいじゅいん)」を人質に金閣寺に立てこもる。
「小田春長=織田信長」は慶寿院を救い、大膳の野望を阻止するため
正清を潜入させているが、「此下東吉(このした とうきち)=真柴久吉
=秀吉」を更に送り込む。
慶寿院が金閣寺の天井に龍の絵を描いてほしい、というので大膳は、
絵師の「雪姫」「狩野直信(婿)」夫婦を連れてくる。拒否する直信を牢に入れ、大膳は「絵を描け」「自分のものになれ」と雪姫に言い寄る。
手本が無ければ描けないと言う姫。大膳は、それなら、と宝剣を抜いて滝にかざすと・・・龍の形が浮かび上がった・・・しかし宝剣は実は、
狩野家の家宝「俱利伽羅丸(くりからまる)」で数年前に大膳が雪姫の
父を殺して奪い取ったものだった。
雪姫は大膳に切りかかるが、逆に捕らえられ桜の木に縛り付けられる。やがて直信は処刑されることになった。雪姫は舞い散る桜の花びらを爪先で集め、祖父「雪舟」に習い鼠を描いた。するとその鼠が動き出して縛っていた縄を噛み切った。
逃げた雪姫を大膳の弟が追いかけるところを東吉がやっつける。俱利伽羅丸も大膳の弟が持っていたのを取り戻し、雪姫に渡し、直信の元へ向かわせる。直信を連行していたのは、実は、佐藤正清だった。
さらに東吉は最上階から慶寿院を救出。怒りに燃えた大膳は、東吉、
正清と対峙するが、戦場で再び相まみえることを約束する。