【就学相談編】知的障害あり自閉男子の保育園生活(一枚岩ではない) | 生きにくいアラフィフの発達障がい児育児と時々、日常

生きにくいアラフィフの発達障がい児育児と時々、日常

人生につまずきの多い私、やはり妊娠出産、そして育児もそうでした。

1974年生まれ、不妊治療からの妊娠出産
2017年に産まれた男の子は発達障がいで、ちょっと、いやかなり大変ですが日々生きています!

 

 

6歳(公立保育園卒→4月から最寄り公立校の

知的障害クラスに在籍
4歳時に療育手帳(中度)取得済)の息子と


モラハラ、経済DVの年下の夫氏と

3人で地方でくらす

ワンオペ、40代のパートママのわたしです

 

 
最近、自分にも発達障がい傾向
(アスペルガー、ADD)があることを認識し

日々葛藤しつつ、なんとなく生きてる
 
そんな暮らしをお届けしたり、しなかったり

 

メンバー限定記事はモラハラや育児の愚痴が

具体的で身バレを防ぎたいので

 

以前から交流のある方や

共通点のある育児ブログを書かれている個人の方は承認します

それ以外はメッセージいただければと思います

業者、セミナー系の方はごめんなさい

 

 

ブログにご訪問ありがとうございます

 


さて、就学相談

 

保育園の最後の1年は

とにかくこれに明け暮れました

 

やっと保育園に馴れてきたと思った年中の頃

次は小学校をどうするかの場がやってくるのです

 


地域で事情は異なると思いますが

 

息子の場合、保育園入園後も

私の勤務形態では土曜預かりが対象にならないと

例の園長にいわれ

(これも裏は取ってるのですが、同じ条件で

利用できてるお子さんが多いらしく

園長バリアーを感じた)

 

民間療育教室(放デイ併設)を

土曜日に利用していた

 


その利用のために関係者会議

(療育教室、園、役所の人)が

数か月おきにひらかれてまして

 

まぁ、これも家での現状等を

私から毎回報告するんですが

これもなかなか辛かった…

 


で、年中の途中から

卒園後はどうするか?の話が出てくるわけです



ここで

就学相談を受けるか?

受けた場合の判定に従うか?


の2つを確認されました



ということは、保護者の独断で

何が何でも普通学級!ということも

出来るんだと思う


逆に、県立の養護学校は

養護学校判定が出ないと通えない模様

※地域で違いはあると思います



…年少の終わり頃が

とにかく自分のメンタル最悪の時期で

 

正直、もう定型児を見たくないし

これからもずっとこんな感じなの?


(まだ発語が無く、しまじろうの文字盤でやり取りをする方法をあみ出した頃)

 

なんでこんなに謝ったりしなければならないの?


 

そもそも保育園じゃなくて、

「〇〇県立~センター」的なところはないの?

※隣県の友人のお子さんが通っていたそうで

 


ということで、兎に角

 

「普通学級」だけは絶対に無い

 

それだけはブレなかった

 


年中の途中、5歳過ぎにやっと話しだしたが

園に行くたび、他のお子さんとの比較を

せざるを得ないもので…

 

年少の時にクラスメイトにディスられたり

ブログには書いてないが

実は上級生(当時の年長)と

近所の公園でトラブルがあったりしたので

 

そうだ、ここではないどこかに行かなければ…

 

この子は障がい者として生きていくしかない

 


それならば

「〇〇大学付属の支援学校」ってあったような…


選択できる範囲内での最高の環境に

行かせてあげられないだろうか?

 

 

で、そこの名前を会議で出しました



これも当時のブログに書いてますが

ただ応募して受験すればいいわけでなく

 


とにかく

見学、体験、応募

すべて親、もしくは親子同伴で

何回も足を運ばなければなりません

 

見学の1回目は年中の秋なので

それまでに根回しが必要という…

 


この学校は独自基準で

「療育手帳」

「医師の診断書(知的障がい)」があれば

入学の資格あり


また、研究対象となり

研究発表で実名や顔出しが必要とのこと



で、実際に行ってみると

やはり、先生の志 的なものは高いし

施設やカリキュラムも充実してるんですよ

 

もしここに入れれば

高等部までのエスカレーター式なのも

魅力的

 

しかし募集定員がかなり少なくて

関係者ご子息とか、在校生兄弟で

埋まってしまいそうな人数であった


中学、高校(高等部?)からの募集や

入学のワクもあり、定員は増えていく感じ



結局

1:年中の秋に親だけ見学

2:冬に親子で見学

3:年長にまた親子で見学

4:実際に受験を申し込みするにはもう1回体験入学

5:〇月▲日に来校して願書を取りに行く


こんな順序で進んでいくんですが

3までで断念

 



結局3、の時に、息子の成長度合いが

年長で少し上がったような気もして

4には進まなかったわけです

 


そしてこの間に平行して、年中~年長で

地元公立校の支援学級の見学に行っていた


選択肢としては

・養護学校(先程の大学付属と県立もある)

・公立校の支援学級

の2択


一時、息子があまりに話せないので

ノイローゼ気味になり


もしかしたら聞こえてない?

話す以外の手段を身につけるべき?


などと思って

「ろう学校」はどうなのかも聞いてみたが

そこは対象外のようでした



ちなみにこの市では公立校の選択は出来ず

住所で割り振られたところに行くシステム

 

なので市内で住所を変えれば

そこの地域の学校に行けるので

本当に熱心な方は他の学校も

見学するのかもしれない

 


また聞きですが

あえて過疎地の小規模校に通わせてる方も

いるそうです

 

 

4月から通っている公立校の支援学級を

見学した印象は


先に大学付属校を見学したからか

正直、いまいちに思っていた

(複式学級、プリント学習中心)

 

一応

そこだけはない、と思っていた

普通学級も見学したが

けっこう1年生はワチャワチャしてました…


 

私自身、あまり学校が得意ではなく

(特に小学校高学年~中学卒業まで)

学校に行くのにものすごくエネルギーを要し

帰ってくるとぐったりしちゃうという…


給食の匂いや

校舎が斜面に建っているので

半地下や中2階みたいな構造でいつも薄暗いのも怖かった



 
 

そして私達がこういう手順を踏んでいる間に

保育園経由でこの公立校から

運動会やら、来入児説明会の案内が

ボンボン来るのがまた、複雑で…

 

こちらは入学できるかわからないのに

もう軽く、当然来るよね

って感じなのがじわじわと…

 

 

そのたびに書類を何回も

同じようなの書いて

 

「知的障害」「自閉症」

「療育手帳あり」

 

隠さずに書いていても、あまり見てない?

 

結局、健康診断系はあまり出来てないし、

1人、完全にキレた先生(耳鼻科)もいました…



ただ何回か学校見学をするなかで

支援学級に療育教室の先輩がいたり

体験活動も息子に合っていそうなものもあり


一方、保育園でも

特定のお友達はたぶんいないが

何となく存在を認められてるのも感じ…



ここではないどこかに

行きたいと思っていたが

それは私の考えで…


息子の環境をあまり変えないのが

得策のような気がしてくる


園の7割くらいは恐らく

同じ小学校に行くと思われますが


ここでまた

ネットで賛否両論の

お世話係問題



わたし個人的には

迷惑かけたくない派です


地域で!地域のお友達と!みたいのは

保育園の4年間で

そんなに甘いものではないことは

身に染みているもので


交流級(元級?)は最低限で良いと思っていて


言い方は悪いが、同じ園のお子さんには

「あいつはいじっちゃいけない奴」を

周知するのをお願いしたいくらいである



まぁ発達障がいの子ども、といっても


雑な表現ですがおおまかに

ガチ(知的障がいあり)と

グレーが存在し


うちの子はガチですが

恐らくグレーだと

もっと選択に悩まれるのかなと思う



保護者の考えもそれぞれ…


障がいをオープンにするか、しないか

(個性の範疇で押し通す)

もそうだし


数は少ないが私立の小学校や

フリースクール等もあることはあり

そこも選択肢になるであろう



結局、年長の夏~秋頃に

保育園に専門家を派遣し

田中ビネーでの検査や行動観察をした結果


「知的障がい支援学級」判定を

頂戴する


養護学校判定は出なかったので

県立養護学校の見学はせず

受験も撤退した



ビネーの数値の詳細は控えますが

あと少しで境界値というところ


後に知りますが

園での行動観察には養護学校の先生も来ていたとのことで


それで支援学級判定なら

まぁ良いんじゃないでしょうか



もしかしたら支援学級のなかの

グレー対象のクラスの判定にならないか?

これは少し希望がなかったか?と言えば

ウソである



いや、ガチだと思ってるんですけど

年中~年長の伸びが本人的には

けっこうあったので期待を込めてしまったのと


グレーのクラスだと

県立高校進学のチャンスが

まだ残されているらしいのです

(高学年で普通級に編入?→中学で普通級のルート)



ガチのクラスは中学も支援級か養護学校で

そのルートは内申点がつかないので

県立高校進学は不可能とのこと

 

 この本がわかりやすいです



県立高校の入試問題で

数学とか、こんな問題を間違える人はいるのか?(3-5= みたいな)

簡単な計算があった記憶がありますが


うちの子はそれ以前の問題なのね…


それよりも技能的なものを身につけるルートに乗せてあげないといけないのね


と切り替えてるところです



…ウソだと思われそうですが

英語のリスニング?ヒアリング能力が

何気に私より高い?んですよね…


海外鉄道の動画を見まくってるお陰ですが

なんとかこの能力を生かせないか

悩んでおります



支援級に実際に通って

2週間ちょっとたちますが


・学校行きたくない発言は1日おきくらい


・重役出勤1回


・宿題なし(普通学級では今週から音読などの課題あり)


・グループ下校でトラブル寸前に

→グループは抜け、放課後デイサービスの送迎も利用


・支援級の連絡帳がないと、活動内容がいっさい謎


・支援級のお便りがフリガナ付き

外国ルーツのお子さんは居なそうですが

まあ多方面に配慮してるんでしょうね


逆に全校通信や、普通学級のお便りは

けっこう圧を感じます

私が悪意を持ちすぎ?



今、書けるのはこんなところくらい



読んで頂きありがとうございます