2歳9か月の春に、市の福祉センターで、臨床心理士による発達検査をようやく受けました。

とにかく待機期間が長く、2カ月ほど待ちました。

部屋には臨床心理士と保育士が入り、まずは臨床心理士が「Kくんこんにちは。」などと挨拶しましたが、息子は硬い表情で、目を合わせようとさえしませんでした。
けれど道具を使って検査が始まると、積み木を重ねたり少しずつ雰囲気に慣れた様子で、私たち夫婦へのヒヤリングが始まると、保育士と楽しく遊び始めた息子。

臨床心理士には、表情が硬いこと、目があまり合わず、特に検査結果が2歳以降にチェックの入らない項目があることなどから、私たち夫婦がそれをのぞむなら、市の療育に一度行ってみるのもよいかもしれない、という言い方をされました。

まだ、明確には言えないけれど少し心配だと。。。

私たちはもちろん療育に行かせることを即決しました。しかし、その療育がまた三カ月待ち状態で、結局それより一か月前倒しで6月の上旬に、療育に申し込みをしました。
2歳半くらいから、何となく息子の様子に違和感を感じていました。

もともとこだわりも強く、1歳から気に入らないことがあると、ゴロンと床に転がる子でした。

それはイヤイヤ期の子にはよくあることなのかと思っていましたが、三人の子育てをした実家の母に、「Kちゃんはずっとイヤイヤ期よね」と冗談混じりに言われたことがどこかでひっかかっていました。

息子は他の子に比べて単語が出始めたのはかなり早期で、はらぺこあおむしに登場する食べ物の名前や、それ以外の野菜や果物など農作物はかなりたくさん言えたし、色もかなり早くに覚え、識別もついて、保育園の先生に「お母さん、どうやって教えているんですか?」と訊かれたくらいでした。

だからむしろ自慢に思うくらいで、息子が言葉の発達が遅れるなんて思ってもみませんでした。

私は専門学校で勤務していて、平日朝は7時に保育園へ預け、夜は19時に迎えに行く、同じ園に通う親子の中では特に保育時間が長く、同じクラスの他の子たちを目の当たりにする機会に乏しく、他の子の成長をたいして気に留めていませんでした。

一方、週二回早い時間にお迎えに行く平日休みのパパは、他の子の様子を見る機会も多く、
「Kが他の子と遊んでいない気がする」
「他の子はオレに、Kちゃんのパパだー!とかオレを認識しているようなこと言ってるけど、Kは人に興味がない」
など、気にしているようなことを言うようになりました。

私も、物語の世界や、お気に入りの機関車トーマスのキャラクターなどはたくさん覚えるし「これなぁに?」というような働きかけはあるものの、会話らしい会話が成立しないこと、スーパーで見かけた、同じクラスの園の子が本当にたくさん話していたのを見かけ、不安になり始めました。

仲良くしていただいているママ友には、
「上に兄姉がいないと、言葉はゆっくりよ」とか
園の先生にも「3歳検診でもよいのでは」などと言われましたが、保健福祉センターにコンタクトをとり、2歳9か月の春に、発達相談を受けることになりました。