Costa Smeralda(コスタスメラルダ号)クルーズ船比較
テーマ:Costa Smeralda昨シーズン乗った船はCosta Luminosa
2009年就航の乗員乗客約2800名の客船です
フロア数は確か12階だったかな・・・
コスタの中でも中級クラスの大きさのようです。
2008年に北欧・ロシアクルーズで乗ったMSCの船も同じぐらいの規模だったので
ヨーロッパでのクルーズではこの規模の船が多いのかもしれません
今シーズンはCosta Smeralda
2019年秋に就航したばかりの乗員乗客5000名越え
フロア数は18階まである超大型客船
実は・・・
我が家は北ドイツの港町在住なのですが、CostaのHPで
コスタスメラルダが造られた北欧の造船所から地中海への初航海時に
北ドイツのこの街に1日寄港する と書かれていたのです。
昨シーズンより2倍の定員の巨大客船を乗船前に一目みたいと思い
11月のとある日、わざわざクルーズ船ターミナルへ見に行ったのですが見当たらず
市内3カ所あるターミナル全てを周って、最後に他のクルーズ船の入口で聞いてみると
「この船は入港中止になったですよん」だそうで
残念ながらクルーズ出発日までその全貌を見ることは出来ずじまいでした
さて、まったく違う規模のクルーズ船に乗った感想を書いておこうと思います。
☑就航したての船はすべてがピッカピカで奇麗だった
やはりこれが一番の感想です。
客室内全てが新品なのは気持ちが良かったです。
そして全てがカード一枚でコントロール出来ていました
写真の現像も皆無で自分のページからデータチェックをし・・・
オプショナルツアーも同様にタッチパネルから申し込みができ・・・
旅行もそんな時代なのか、と何だかちょっと味気ない気もしたり
☑乗船すぐの避難訓練が厳しかった
我が家がイタリア駐在時にコスタはほぼ同じルートで大きな座礁事故がありました(コチラ)
恐らくその後造船されて就航したのが今回の船なのですが、その影響なのか新就航だからなのか
コスタルミノーザに比べるととにかく避難訓練がシッカリ行われていました
☑クルーもまだルーティンが出来ていなくて不慣れ
就航3週目ということで、不明な点を聞いても残念ながらたらい回しが多かったです
乗船早々荷物が一つ紛失のトラブルがあったのですが
〇で聞けば`◇デスクへ行ってくれ’
◇へ行くと`いや〇へ行ってくれ’
はたまた`そのうち待っていると配達されるから’とな
さすがに旦那氏キレマシタ
イタリア駐在5年間でイタリア人と何度もやり合って思い知っていたのが
「イタリア人がテキトウに言うことに従うほど危険なことはない」
俄然ヤル気スイッチが入り、無事荷物を見つけ出して帰ってきましたヨ
下船間際には預けていたパスポート・ビザ受取場所も乗員はワカラズ
貴重品の扱いなんて一番心配なのだから、もう少し正確なアナウンスが欲しい
☑クルージングを日々遂行するだけで精一杯な様子
これねぇ、子供達が一番ガッカリしていました。
昨シーズンは毎日のようにあった夕食時の数々のイベントが今回は皆無でした
夕食時にフラッシュモブがあったり、全員でダンスが始まったり
コスタルミノーザはとにかくイタリア色満載で毎日楽しかったのです
今年は残念ながら一度もイベントがありませんでした
いやそれどころか、夕食時には注文から配膳までこなすだけで精一杯
でもこれは月日がたてばクルーも慣れてスムーズにいくと思います。
夕食時のイベント開催まではまだまだ時間が掛かりそうな気もするな・・
☑乗客の規模に対してイベントスペースが狭すぎる
乗客は数千人増な船のに、イベントスペースは昨シーズンと変わらず
これ、私はなかなか衝撃だったかも。
夕食後に船内なかほどにあるイベントスペースでイベントが行われるのは
前回も今回も同じなのですが、何せそのスペースがすごく狭いのです
一応「コロッセオ」と名付けられて吹き抜け3フロアから見られるようになっているのですが
座るスペースが少なすぎて立ち見でしか見られない大混雑な状況でした
客室のテレビで録画放送されているのが分かって
私はテレビで船内のイベントの様子を見ていましたから
☑エレベーターがなかなか来ない
今回我が家の客室は17階で、客室のなかでは最上階でした。
朝食は6階か8階夕食は6階だったので、さすがにエレベーター移動だったのですが
5分待ちなんてザラにあったりして何度か待ちきれずに階段移動しちゃったり
今回巨大客船に乗ってみて「大きすぎるのはちょっと・・・」というのが一番の感想。
前回同様バルコニー付きにしたのですが、中型客船に比べて客室が狭くなっていました。
恐らく船内の客室数を最大限に確保するためだと思われますが、とにかく残念なほどに狭かった
家族4人居ればワチャワチャ感が強いし、スーツケースを全開に広げる場所がなかったほど
なのですが、こんな全ての感想がぶっ飛ぶような出来事がありました
娘っ子は今回の旅行でそれが一番の思い出だったと言い切るほど
長くなったのでまたつづきは次回に・・・