一流の企業というのは、優秀な社員だけを抱えている企業というわけではない。
無能な社員も優秀な社員もいろんな人を雇って、なおかつ彼らを言葉は悪いけれどきちんと管理し、なおかつしかるべき実績を積み上げている企業である。
規模が大きいから一流とも言えない。
いろんな人を雇っているけれど、なんだか社員がやりたいほうだいで始末に終えなく、いろんなところに害が出るような会社は、大規模であるけれど良い企業とは言えない。
そういう会社がではなぜつぶれずに回っていくのか?
たとえば、いろんな人にとってやっかいであるようなものを雇ってやっているので、いろんなところからフォローがつく。
多少始末に終えなくても、そういうところがフォローする。
つまり、優良企業ではとても雇えないような人を雇う会社である。
そこで好きなことをやらせて、他に害が及ぶのを防ぐ。
そんな会社もあるということである。
そんな会社の場合、経営者は政治家かヤクザしかないだろうね。
で、そんな中に、本当に優秀な人が少しだけいて、その人たちが社会の役に立つことをやってくれる。
みたいな。
本当に優秀な人は、よくそんな会社にいられるね。という話であるけれど、たとえば何かの弱みを握られていてそこにいなくてはいけないとか、自分にとってやっかいな人もそこで雇ってもらっているので恩があるとか。
もしくは、経営者のそういう理念に心酔していて、自分も役に立ちたいと思うとか。
とりあえず、会社の経営者といっても、その会社を運営する理念はさまざまである。