たとえば、芸能人としてそれほど優れた資質もないのに、やる気だけで仕事を引き受けまくり、国民的女性タレントとしてがんばっているイギリス人とのハーフの女子。
つまり、この子がムリをして芸能界でがんばるおかげで、他の芸能人がまともに仕事ができないでいる。
つまり、いたってシロウトなんである。
それは、芸能界に限らず、政治の世界でも、学術の世界でも、そういう資質もないのになぜかいる人がいる。
こういった人たちは前にも書いたけれど、プロフェッショナルとして活動してほしいわけではなく、そこに置いておいて面倒をみているだけである。
つまり、野放しにできない野獣。のような存在に近い。
なので、台頭されでは困る。
そして、もう社会に出しても問題ない状況になれば、出ていってもらう人である。
で、そういう人たちの抱える問題というのは、たいていは家族のことであったり、家の事情であったりする。
そういう事情に苦しむ人たちを、なんとか癒し、問題を解決してあげ、社会に送り出そうとする。
だから、何の資質もないけど、そこにいたりする。
つまり、芸能界や政界や学術の世界にいるプロフェッショナルな人々は、そういう問題を解決する能力を持っているということなんである。
つまり、そういう能力は、そういう問題を解決するために使われなくてはいけない。
能力を持っていることを鼻にかけ、ただ優越感を抱いて威張っているだけでは、何の意味もない。
そして、そういう事情のある人たちを、能力もないのに何でいるわけ?とかバカにしたり虐げたりすることも、その業界のプロの人ではない。
ましてや、そういう事情のある人たちを、持ち上げて嫌な仕事をやらせたりするようなことなど、言語道断である。
彼女たちを、癒さなくてはいけないんである。
果たして、国民的タレントとして、いっぱい仕事を引き受けているイギリス人ハーフの女の子に、業界はどういう対応をしているだろうか。
さきほど書いたように、イギリス本国ではそもそも虐げられる労働者階級の出かもしれない。
いつも、みんなと笑顔で話せますように。とか、今日も辛いことを受け止められますように。とか呟いていたりするのも、おかしい。
まるで、イギリス女王の真似をしているみたいである。国民に慈悲を与えているかのようなセリフである。
さんざん、慈悲を与えられる存在であることに、傷つけられてきたのかもしれない。
このことも、単なるタレントの問題というよりも、対イギリスとの国際的な問題の入口であると思われる。
イギリス女王は、いったいイギリス国民にどんな感情を植えつけているのか?
007やビートルズは、世界的に人気のあるイギリスの大スターである。
その影で虐げられているイギリス民とは、いったいどういう存在の人たちなのか?
我が国には関係がない。とは言えない。
大震災で世界各国が日本にしてくれた支援を思えば、日本はもっと国際問題に取り組んでいかなくてはいけないだろう。