政治被害にあった地域。というのがある。
たとえば、権力闘争に巻き込まれてボロボロになった地域。
原発事故にあって、住めなくなった地域。
敗戦の傷跡を背負った地域。
など。
地域全体が生産活動のできないゴミと化している。
まちに未来がない。
現在、こちらのご夫婦が住んでおられる地域が、そういうところである。
地域全体がゴミであるから、住人も当然ゴミである。
が、このゴミをきちんと管理できていないので、周辺地域に迷惑をかけ被害をこうむっている。
なので、地域ごと撃沈した。
こういう地域はどうするか。その後、闇が管理していく。
ゴミと化して誰も近づかなくなった地域にヤクザが住んで、そこを管理していく。
ささやかな抵抗だったんだろうな。
ふるさとを愛する青年が、ゴミと化した自分のまちをなんとか守ろうとした。
政治家になって、自分のまちを守ろうとした。
こういう地域は、普通、未来のある子どもはまちから出していく。
そこに住んでいても、未来はないからである。
が、まちから出ずに、ふるさとを守ろうとした青年に気を遣って、子どもたちを縛り付けていたんだろう。
どうやって守っていいのかわからなかった。
ゴミと化した人たちを管理することもできないのに、まちを管理することなどできるわけない。
が、こちらの奥様が旦那の籍に入ることによって、そこの地域が彼女の本籍になった。
籍を抜きたくない理由は、まあ、そこだったんだろう。
彼のこの人生に、ついてきてほしかった。
ゴミと化したまちに、自分と一緒に骨をうずめてほしかった。
結局、そうすることになった。
なんかを乗り越えてしまった。
そして、彼がここを管理していこうとするならば、もちろん闇の世界に入らなくてはいけない。
ここに住んでいるヤクザとともに、住人の生活の面倒をみていかなくてはいけない。
まともな人間は、とっくに違う地域に移り住んでいる。
ゴミと化したまち。
撃沈させて封鎖する。
政治家になって、なんとかまちを再生し、未来を取り戻そうとしたのかもしれない。
けれど、それはムダな努力である。
もうとっくに未来のないまちに、そんなことを求めてはいけない。
周辺の地域に害のないように管理していくしかない。
そもそもハローワークがない。
まともに仕事する人間がいない。ということだ。
それこそ、奥さんが生涯、本籍をそこにおいて、旦那の人生に付き合っていく覚悟を決めたんであるから、多くの未来のある子どもを道連れするのはやめて、子どもはさっさと解放するべきである。
そして、闇の世界に生きる覚悟も決めた方がいい。
どうせ、3人とも光も闇も知らなくてはいけない。
光デビューする人と、闇デビューする人?
男デビューする人もいるしね。
…
そういうわけで、兄・姉夫婦がこういう人生だとわかったら、もう、妹も未練ねーだろ。
ゴミの町に一生をうずめる。
それぞれの人生の本道って、それぞれなんですね。
廃墟と化したまちで、ひたすらゾンビを殺しまくって生きる男。
まあ、奥さんは、ゾンビを上手に教育したりするんだろうと思うけどね。
まさに、バイオハザードだな。
福島なんかもそうなるんだろうな。
逃げたい人は、早く逃げて下さい。って感じだな。
残った人は、ゴミになったまちとともに、死んでいく。
あそこもそのうち撃沈して封鎖。その後、闇が管理していくことになるでしょう。
つまり、ここのまちは、某国の拉致問題解決のために、政治の犠牲になったまちである。
まあ、それ以前にも、いろいろ権力闘争の繰り広げられたところだと思いますけどね。
女のゾンビは、とりあえず、痴情に狂ってる…