ネットにはびこる妄想の世界から、子どもを解放する。
ということも、やってみたりしてるんですが。
最近も、精神カウンセラーの女性に洗脳された女性が、殺人を犯してしまいましたね。
例えば、どんな妄想に取り込まれているか。
自分たちは特別な使命を帯びた選ばれた人である。
とか、
何人もの異性に愛される特別な人である。
とか、
神によって守られた人である。
とか、
働かなくても生きていける特別な運を持っている。
とか。
そういった妄想に取り込まれたりしてるわけですね。
で、現実が辛いとき、ネットの中に入ってしまい、つい、そういう都合の良い妄想に出くわしたりすると、これは自分にふさわしい世界に違いない。とか思い込んでしまったり。
ジブリのアニメで、「千と千尋の神隠し」という作品がありましたね。
あんな風に、あり得ない世界に身を置いて、自分がいろいろ成長していって、そして現実の世界に戻っていく。
みたいになれば、まあ、子どもが関わったとしてもいいでしょう。
が、ミイラ取りがミイラになる。みたいに、そのまま妄想に取り込まれて自分を見失ってしまうと、これは大変な問題になりますね。
ネットの中の悪質な妄想から、子どもを守ろう運動、推進しています。
もちろん、大人も妄想から解放されてください。
これは妄想で、これは現実である。
その区別なんかも、提示していきたいと思います。