「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」 | 家畜人六号のブログ

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たしか単にAlmodovar Filmとタイトルには出て、Pedro Almodovar Filmとは出なかったと思う。名前を省略するのはたとえば黒澤作品と一般名詞化するようなものか。

色彩がいつものアルモドバル作品よりは抑え気味。
マーサの娘役がティルダ・スウィントンそっくり。
作家役のジュリアン・ムーアは今まで意識したことなかったけど、左利きなのね、サイン会で左手でペンを持っていた。

アルモドバル初の長編英語作品っていうけれど、短編だがティルダ・スウィントン主演の「ヒューマン・ボイス」は英語でしたね。

末期ガンに侵されたスウィントンが肉親より親しいとも言いにくい関係のムーアに看取りを頼むというのもわからないではない。
ムーアの行為が、どう判断されどう裁かれるのかという点の描き方は、アルモドバルの出身地スペインでは安楽死が認められているけれど、アメリカでは州によって違い、ここで舞台になっているニューヨーク州では非合法になる。そのあたりも齟齬感になったか。