「サーミの血」 | 家畜人六号のブログ

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北欧の少数民族サーミの少女が受ける差別が描かれる。

教師がおためごかしの好意じみた態度で差別の押し付けるところなど、いかにも教師こそがやりそうないやらしさ。
同級生によるあからさまな暴力ばかりでなく、一見冗談めかしたようないじめも同様。

サーミの血を守ろうとするのと多数に同化しようとするのと姉妹に振り分けているのだが、どちらも幸福とは言えない。

主演のレーネ=セシリア・スパルロクの堅いまなざしが自然の清冽な美しさと共に強い印象を残す。

昔の日本映画には内田吐夢監督・高倉健主演の「森と湖のまつり」など今見れば不十分ながらアイヌを描いた映画があったが、現代また作らなくてはいけないだろう。