
プロレスにはレスリングの技術と共にレスラーの個性の確立とアピールは欠かせないわけで、新人レスラーであるヒロインがいかに他の誰でもない自分をつかむのかというのが大きな柱になっている一方、それを支えるイギリスに残してきた家族とその周辺の人たち(視覚障害者など明らかなマイノリティを含む)とのつながりも手放さない。
ダイナマイト・キッドが元ボクサーの父親に基本的な肉体トレーニングの手ほどきを受け、父が糖尿病で体調を崩した時にそばにいられるように一時期活動場所を出身地のイギリスに移したのを思い出したりした。
「フル・モンティ」「キンキー・ブーツ」などにも通じるイギリスの貧困層の話でもあるけれど、アメリカに出て行って成功するあたり、イギリスのどんよりした空とアメリカ西海岸の明るい空とがいかにも対照的。
ロック様ことドゥエイン・ジョンソンが当人の役で特別出演しているだけでなく役の上でも虚実皮膜を体現している。
長身でグラマーで金髪といったいかにもモデルやチアリーダータイプといった派手でチャラチャラしているイメージの同僚たちが実はというあたりは調子よすぎる気はするが悪役として描くより気持ちいい。
長身でグラマーで金髪といったいかにもモデルやチアリーダータイプといった派手でチャラチャラしているイメージの同僚たちが実はというあたりは調子よすぎる気はするが悪役として描くより気持ちいい。
レスラーにマイクアピールが欠かせないものとして練習させるあたりも突っ込んだ描き方。
あまり口がうまくないヒロインがここぞというところで決め台詞を言うのかと思ったらそのあたりは曖昧。
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