
封切第一週にテアトル新宿に行ったらなんと満席で入場できず出直し、連休初日にスバル座に行ったらこちらもほぼ満席。
こう言うと何だが、最近のスバル座の日本映画で満席、それも比較的若い女性客でというのは珍しい。
ヒロインの性格はこれまで描かれることがなかったようで、いざ描かれると結構実際にいるような気がしてくるから不思議なもの。
面倒見が過ぎるというか、母親が息子の世話をやきたがるのと行動としては似ていて、奇妙な自己放棄と人の世話をやくのにのめりこむエゴイズムのネガみたい性向というのは、意外とあることではないかと思えてくる。
後半それがくるっと変わってやたらと周囲に嫌なことを言い出すあたりも妙な説得力がある。
ラスト近く、ぼんと登場人物の名前が字幕で出るので一瞬エンドタイトルが始まったのかと思った。
主演の岸井ゆきのが役そのまんまかと思わせるはまりっぷり。
男のセリフがなんだかぼそぼそして聴き取りにくいのは気になった。再生のせいだろうか、しかし女性キャラクターのセリフは聴き取れた。
ヒロインがふだん飲むのが第三のビールである「金麦」で、マモルと飲むのは合わせてプレミアムモルツ、それに対して友人が飲むのがエビスという日本製ではまあ一番本格的なビールという銘柄の違いがなんだか面白い。
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