「REVENGE リベンジ」 | 家畜人六号のブログ

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レイプされ殺されかけた女性の復讐ものだが、監督脚本編集(コラリー・ファルジャ)が女性とあってその場面の描写は間接的で、無視して知らんぷりしている男の方の描写が前面に出ている。傍観していたりないことにしていたりしているのも同然、というフェミニズム的な認識の現れだろう。

そこからの展開がぶっとんでいるというか、一種リアリズムを超えたニュアンスのイメージ(燃え上がる木、滴る血に溺れそうになる蟻、皮膚に浮き上がる紋章など)を交えていて、荒唐無稽には違いないがB級的なバカバカしさや笑ってしまうようなチープさとは良くも悪くも一線を画す。

この監督、尻フェチなのかと思うくらい男女問わず(!)締まったお尻をしきりと写しているのがなんだか可笑しい。

登場人物はほとんど四人だけ、舞台はモロッコの砂漠とぽつんと建った屋敷だけと、具体的な数字はわからないが製作費はあまりかかった様子はないが(音も2ch)、ロケだとしたらあの屋敷あんなに血みどろにしていいのだろうかと余計な心配をしてしまった。
最近では映像も音もそんなに金かけなくても一定のレベルはクリアするが、さらに色ガラスの使い方などでずいぶん画面をカラフルにした。

ヒロインが銃の扱いが慣れていないせいもあって簡単に殺せず、その分かえって残酷になっている。だだっ広い砂漠の長距離の撃ち合いから、屋敷の中の狭い通路だらけの中長いライフルではなかなか射線がとれないといった趣向をこらしている。