「かごの中の瞳」 | 家畜人六号のブログ

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盲目だった女性が手術を受けて視力を持つようになると、それまで献身的だった夫が支配欲やジェラシーをあからさまなにしだす、というのが予告編から受け取れたストーリーで、実際そうには違いないのだが、どうも夫の態度の変容以前に視力があるなしの区別といった基本的なところで演出にメリハリが効いていなくて困る。

ヒロインの曖昧な視界に見合ったムード的なもやっとした映像や、時折大俯瞰ショットを挟むなど映像的に凝ってることは凝っているけれど、二人の関係の変化を描くにはもうちょっと具体的で引いた視点で描く必要がなかったか。

つい先日見た「プーと大人になった僕」と同じマーク・フォスター監督というのだがスタイルを大きく変えているテクニシャンぶりの割りにテクニックに溺れているような印象がなきにしもあらず。

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