
争う弁護士同士が父と娘、というのはジーン・ハックマンとメアリー・エリザベス・マストラントニオが父娘役で対立した「訴訟」というアメリカ映画があったし、実際にも愛人関係だったキャサリン・ヘップバーンとスペンサー・トレイシーの夫婦の弁護士が他人の離婚訴訟で敵味方に分かれる「アダム氏とマダム」もあって、つまりかなりアメリカ映画としては古典的な作り、わかりやすい対立作りの面が入っている感。
監督はレバノン出身でもアメリカでタランティーノのアシスタントカメラマンをつとめたという人で、アメリカナイズというか割と一般的な映画作法に則っている感だけれど、一方で内容は西欧とはまったく違う文化圏の、そのまた内部の対立というのがアイロニカル。
ミニシアターが流行っていた時代は、映画大国のそれのとは別のローカルな国・文化(日本も入るか)から出発した独自の文体というのがかなり勢力があったが、今どうなっているか。
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