
ぶつ切り式に風景ショットに音楽がぶつけられるオープニングから、ストーリーを語る範疇から大きくはみ出たほとんど実験映画のような映像が随所にはさまるのだが、正直映画の流れがひどく停滞させて冗長に感じられて困った。意図的には違いないのだろうけれど、それが十分結果に結び付いていない。
小さな女の子がぱたぱた走り回ったり、ひとりでばたばた動いているのをえんえんと撮っているカットなど、ふつうだったら可愛い子が何か不穏なものを感じさせるようになるなど妙に印象的なところはある。
性愛や暴力の描写の激しさは「ゲルマニウムの夜」以来の大森立嗣監督のひとつのトレードマークだったけれど、今回は井浦新や瑛太は汚れ役を身につけて演じているけれど、女優陣がどうも表面的な感じがしてなんだか物足りない。
(☆☆☆)
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