
AV女優の紗倉まなが書いたAV女優を主人公にした小説の映画化とは知っていたけれど、自伝的な内容だと思ってしまっていたもので主人公が三人いるとは思わなくて、かなり混乱した。
日記風に「月曜日」なんてタイトルが入るものだからなおのこと。
しかし三人を縫うように描きながらそれを捩り合わせる要素というのが逆に一口にAV女優といっても色々いる(とっくに引退した「元」女優もいる)もので、一口には言えないさまざまな姿を描いているには違いないが、どうもまとまりが悪くとっちらかった印象。
言わなくてもいいのにセックス寸前の男に自分の職業を言ってしまい激昂させたり、娘と母親の間になんともいえない感情の交錯が見られたり、澱のような複雑な感情の描出にきめ細かいタッチは見られる。
ただ全体にアップが多くて息苦しく、わざとかもしれないが画面がざらっとして不安定なもので2時間続くとかなり生理的にきつい。
(☆☆☆)
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