「泥棒役者」 | 家畜人六号のブログ

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いかにも舞台の映画化という作り。元の舞台は見ていないから断言はしないが、ウェルメイド・プレイとしてよくできているから楽しめるれど、おもしろさはほとんど元の舞台にあったのではないか。リアリズムでいったら、そんなことあるかいという展開を作り物っぽさを離れないことと役者の力で押し切っていくわけ。
市村正親が映画でこれだけ本格的な芝居を見せたの初めてではないか。

セットもあえて作り物っぽい一方、四方全部作りこんでアングルに工夫をこらしているのが映画でなくてはいけない表現にはなっている。体操の見事な演技のようにあれよあれよという技を繰り出して見事な着地を見せる一方で、基本的にはよくある規範を離れないのが正直ちょっと物足りない。
主舞台になる絵本作家の家以外の場や回想が入るのが構成の緊密さを損なっているのは舞台の映画化にありがち。劇中の絵本のタイトルやキャラクターの発展させ方には感心した。
(☆☆☆★★)

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