
アウトサイダー・アートの代表者、ヘンリー・ダーガーの絵と小説を後からデジタル技術で動かしてまとめて全体をざっと見渡せるようにした一編。
アウトサイダー・アートとは、人に見せるつもりがまったくなくひたすら自分ひとりだけのために作り続けた、しばしばとんでもなく膨大な量になる作品のこと。これは一応他者が見てわかるように再構成しているわけだが、それにしてもおちんちんをつけた女の子たち(まったく女性と、というより他人とつきあったことがなく清掃で生計を立てていたので、実際にどうなっているか知らなかったせいだと言われる)など、いい悪いという前に呆然となってしまう。