先日紹介したこの本、ほんっっとーーーにおもしろいアップ

楽園考古学/篠遠 喜彦

¥2,957
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荒俣宏が聞く、タオテ・シオノのお話
生い立ちから、ポリネシアのいろんな謎まで虹

タオテとはポリネシア語で博士
しおの(篠遠)博士の大冒険
(って教授にとってはただのおいたちとか研究の話なんだけど)
私にとってはもう、すっごい大冒険
ほんとにワクワクしますニコニコ

それと同時に、「呼ばれる」人は呼ばれるものだとしみじみ
こういう人こそ、選んで選ばれて、その環境に生まれて来たのだと思う
だって、困り果てたときに、ちゃんと助け舟が現れる
しかも、適当に呼ばれた感じでハワイ島とか行っちゃうんですよ波

ホノルル行って、そのあと本土に行く予定だったのに、
ヒロ→コナに行くことになっちゃう
行くんじゃなくて、「行くことになっちゃう」んですよ
留学するのに4年もかかってアメリカ行きの船に乗ったのに、
「ここで降りとけよ、ノープロブレム」的なノリで(笑)

そこからポリネシアの文化歴史研究が一生の仕事になって・・・
現在(も?)ホノルルのビショップ博物館にいらっしゃるようです

さかのぼると、自分と同年代の人たちが戦争で亡くなっている数が一番多いのに、
戦時中中国にまで行っているシオノさん、終戦まで招集がなかったとか
空襲で役場の登録書類が焼けたから、って理由らしいです

もう、上の「この人死なせるわけにはいかないんで」的な、
作為(って言ったら怒られるか)としか思えないですねww叫び
最強!(笑)

「そんなこと、あるんですよね」という荒俣宏もまたしかり
学者と学者の会話は、普通に見えてぶっとんでいて面白い
きっと彼らはリアル・インディ・ジョーンズ

映画の設定って都合いいな~って思うけど、
こういう人たちの人生って、映画そのものの都合のいいことが起こるみたい
これは、読むインディ・ジョーンズですよ
「学者」ってやっぱり「天上人」なのね(笑)

私、なんで研究者にならなかったんだろう?
うん、研究したいものがなかったからだね(即答)

幼少時から、これ!って夢中になれるものがある人は、
きっとその人生を選択してきた人なんだと思う

ちょっぴりうらやましい気もするけど、そりゃしょうがない
蹴られて飛び出てジャジャジャジャーンな私だものwwダウン


小さなことからコツコツと!
私は私で、学んで進化するのだ!