プロジェクト縮小に伴い、
今月末で派遣の人がふたり辞めることになった。

ひとりは、50代のワッキーなおばさん。
悪い人じゃないけど、あの臭いに包まれていると
自分まで臭くなりそうで嫌だし、何より辛い。

もうひとりが、以前ここでも書いたビックリな40代の女性。
最初は本当にどうなることかと思っていたけど、
少し冷静になって一定の距離を保って彼女を観察していたら
逆に面白くなってしまい、
「次は何をやらかすんだろう?」
と楽しみにすら思えてしまうくらいになって、
それからだいぶ仕事がやりやすくなり、彼女ともよく話すようになった。

こいつはダメだ、と決め付けるのは簡単だけど、
価値観に凝り固まらず、間口を広く、
変化を柔軟に受けとめられるようになると、
おかしいくらいに歯車が噛み合ってくることがある。

そんな彼女と、今日は飲みに行った。

いろいろなことをたくさん話して、
意外とまともな人だということがわかった。
ただ、今の仕事が向いていないのだろう。
いまだに彼女に全面的に任せるのは不安で、
見ていないとダメな手間のかかる人だから。_| ̄|〇

「もっと早くまっこさんといろいろお話しておけばよかったです。」

と言われたけど、多分、
ここまで行き着くのが私も大変だったから、
今日じゃなかったら、あんなふうに話せなかったかもしれない。

それでも、辞める前に話す機会がつくれてよかったと思っている。