サッカードイツ代表のエジル選手の代表辞退宣言を読みました。

エジル選手がトルコ系ドイツ人だということをはじめて知りました。

でも生まれたのはドイツで、教育もドイツで受けているので、ルーツがトルコだとのことです。

なぜエジル選手がドイツ代表を辞める決断をしたのかは、エジル選手がトルコのエルドアン大統領と面会し記念撮影をしたことが発端みたいです。

エルドアン大統領は独裁色の強い大統領なので、そこのところがドイツの人たちには嫌われて、そんな大統領と仲良く写真を撮ったことが悪く映ったのだと思います。

今回の出来事はほんとうに難しい問題だなと考えさせられています。

「サッカーで勝てば自分はドイツ人で、負ければ移民扱い」と声明の中でエジル選手が書いていました。

エジル選手がなぜエルドアン大統領と会ったかというと、政治的な意味はほとんどなく、トルコが自分のルーツだからというのが一番大きな理由のようでした。

おそらくエジル選手を批判したドイツ人の中には、エジル選手が生まれも育ちもドイツだからこそ(エジル選手をドイツ人であると認めるからこそ)、強権的な政治をしているエルドアン大統領と会ったことを批判している人もいるのではないかと思います。

さらに今回はドイツがW杯一次リーグで敗退という結果に終わってしまったことも悪い方向に影響しているのではないかと。

もしドイツがせめてリーグ突破していれば、エジル選手がエルドアン大統領と写真を撮ったこともこれほど非難されなかったかもしれません。

だからこそエジル選手にしてみれば、「自分は勝てばドイツ人で負ければ移民なのか?」という思いが余計に強く感じられてしまったのかもしれないなと。

同じドイツ代表のクローゼ選手はポーランド系ドイツ人だそうで、フランス代表も国籍はフランスでもルーツは外国という選手の方が圧倒的に多かったそうです。

近年、各国で目立ってきた、右翼系の政治団体による排外主義がスポーツの世界でも問題になっているということを今回のエジル選手の声明で知ることになりました。