どうもこんばんは、ASADANこと浅草のダンナです。

 

さて、予想通りですが、相場の反発が始まりましたよね。

 

■売り物がなければ、売られない。

相場の恐怖が何故落ち着くのかといえば、それはもちろん「売り物が減れば売られない」ですね。

今回のコロナウィルスによる影響は、まだまだ計り知れないものがありますが、相場的には「売り物はある程度売りつくされた」と言う現状です。

 

■現金から債権への回帰

この前の指摘では「株からの逃避手段としての債権を購入するという従来のモデルが崩れた」と書きました。

株価↓、国債利回り↑と言う、滅多に見られない状況が、先週まで発生していましたよね。

 

■今はどうか

見てください。

 

上記から、今週の流れを「総括するに」

とりあえず、過剰な現金保有から国債購入への流れに回帰しつつある証拠かと思います。

 

これではっきりした事は、金融界は、リスクに関する考え方、つまり低リスクの優先順位について

現金>国債>株

と看做していることが、これではっきり分かったと思います。

 

今は、現金⇒国債への回帰フェーズにありますね。

これが、本格的に株に資金が戻るまでにはもう少し時間がかかると思います。

 

確かに、今、株価は戻りつつありますが、今後の経済影響を踏まえれば「できるだけもっと安値で買いたい」と思う心理が市場に強く働いているとみなすのも、一つの大きな流れです。

こういう流れは、自然に減じてきますから、従来どおり、買いの姿勢と資金管理を守りながら徐々に買い増せばよいですね。

 

■個人的には

とりあえず購買平均価格の日系19000円台になりましたので、ここで半分リリースです。

買い下がって、既に単価を19000円台に持ってこれました。

ここで半分リリースしておけば、下がれば、そのリリースした余力で、更に買い増して単価を下げれる理屈です。

 

ここで、「更にあがるだろう」と甘い予測をすると、その分リスクが増します。

個人の投資とは「余力ありき」

できるだけ余力を残しつつ(要するに買い増しできる裁量を持ちつつ)、すべてを手放しはしない。

ここら辺に、投資、投機の妙があります。

 

■以前から投資仲間には伝えてきたことですが

投資・投機とは、基本的に「買いならば平均単価下げゲーム」「売りならば平均単価上げゲーム」です。

要するに、単価を下げる・あげるのどちらにせよ、「下げる、あげる為のリソース(余力)」がなければ、手も足もだせない。

 

こうした事態を防ぐため。

ようやく損益ゼロになったところで「半分手放す」のですね。

 

■今回は

なかなかテクニカルな話をしているかと思います。

話自体は簡単なのですが「より儲けたい」「せっかく株価が戻ってきたのだから、もう少し見ていたい」と言う気持ちと、どこまで決別できるのか、、、と言う話です。

私は、機械的に、マイルール上として、ここで半分手放し、あがっても下がっても良いようにしました。

 

皆さんはいかがでしょうか?

 

では、以上です!