一応書いておくと、墜落した航空機はB747。
つまり米国の国益に関わりのある航空機で、しかもB747は当時の花形航空機でしたね…。
そんな航空機の墜落事故の調査を、在日米軍に先んじてやられたら、一体どうなってしまうんだろうか…。
米国によって、何もかもをうやむやにされてしまう可能性は否定できない。
そういう背景もあったと言う事は、高度な政治的判断の材料だったでしょう。
当時、自衛隊には満足に夜間調査・救援活動をできる装備も体制もなかった。
まして「オレンジエア」は、当時実装されていなかったです。
これは厳然な事実で。
御巣鷹は、日中装備では到底夜間活動に耐えられそうにないと言うのは、御巣鷹をちょっとグーグルマップで調べればわかるし、当時の映像でもわかります。
結局、当時の政府は、以下のような判断を下したのでしょうね。
・米国に先に調査をさせる事は「決して許されない」
・自衛隊が真っ先に調査・救援活動に入る事を、最重要・優先課題とする。
これを非情な判断だと思う人もいるだろうし、そうじゃないと思う人もいる。
ただ、結果的には「迅速な救出活動は行われなかった」
そういうことだと思いますよ。
■政治的判断
全員即死してる可能性も考えたら「あまり急いでも仕方がない、それよりも米軍を牽制せよ」と考えた。
そういう政治家がいても不思議ではない。
当時は日米の貿易摩擦の真っ最中で、日本からすれば「米国がもみ消す可能性は十分にある」と考えるのは、リアルで言ってそれほど不思議ではないんですよね。。。
本当に無念・残念だとは思うけど…。
■余談ですが
例の有名な「オレンジエア?」「オールエンジン?」
会話の流れから判断しても「爆発後にオレンジエア」と言うのは不自然です。
事前ならともかくね。
常識的に考えて、パイロットはその職業本能的に「機体に何が起こったのか」を確認する筈で、
言葉の脈絡を大切にするはずです。
「オレンジエア」「オールエンジン」共に、言葉に脈絡はなく、多くのパイロットが指摘している通り「オールギア」がまず正解に近いでしょう。
ボイスレコーダーが大好きな人がいるようですが、ボイスレコーダーは「あくまで不明瞭」
ブラックボックスで信じるべきパーツの優先順位は、まずフライトレコーダー。ついで「状況証拠になりえる可能性もある」のでボイスレコーダーです。
当然でしょう?
声と言う記録に対して、これだけ様々な判断基準が人によって分かれているところ、それ自体が「物理的証拠になりえぬ」証拠です。
■こういった不明瞭な事故に対する物事の見方の基本
教えましょう。
2点です。
①物的証拠を執念でつかむ事
②状況的要素を「思考範囲をたとえば『上記に書いたような国家間の国益競争と言った状況』など、『より広い変動要素を把握し』「より無理のなく、突飛でもない自然な推論こそが、一番真実に近い」」
です。
今、ボイスレコーダーに拘る人は、物的証拠にもならない証拠をあーだこーだと言うだけで、結局電波を飛ばしてるだけ。
それでは、全然調査・思考は前に進みませんね。
■調査のコツは
①いろいろな材料を集めて、分析軸を2次元、3次元、4次元・・・10次元と増やして、まずは推察のバリエーションを増やすこと
②そこから、消去法でフィルタリングする事。
この事故にしても同じことです。