■今の状況

・米国株↓

・ドル円↑(ここでは書いてませんが、ユーロドルは下落中です)⇒米ドルへの資金集中

・米国債利回り↑(米国債も売られている=価格は↓)

 

大事な事ですから覚えておいてください。

日本人から見たドル円と言うのは通貨インデックスを間接的に知る上でも有効な手段です。

(もっと詳しく言えば、ドル円・ユーロ円・ユーロドルの三角関係を把握するのが大事です)

 

■簡単な覚え方

・為替⇒資金の行き先

・国債と株の関係

 ①国債が買われている場合、リスクオフ

 ②株が買われている場合、リスクオン

 

ここまでが基本です。

 

■今回マズいのは、上記の基本モデルが崩れている点

・為替⇒米ドル集中

・国債と株の関係

 ⇒どちらも売られている⇒米ドルを現・預金で保有し、危機が去るのを世界中が待っている状態

はっきり言えば「投資家による資金の現金化=企業の資本力(企業自身の余力)が損なわれている」と言っても過言ではありません。

 

■従って

・ファンドによる投資資金の流入はストップしている

・当然景気は盛り上がらない

と言う萎縮状態にある事

 

■今回の記事は

・通貨の強さ

・株、国債、現預金の関係

と言う、超基本的な「経済の見方」を書きました。

 

皆さんも「経済」とは財政ガー、中銀ガーも大変結構ですが

実際には、「民間活動による投資力が大きな影響を持つ、それほど民間にカネはあふれている」

と言う事実も忘れず、政策投資・民間投資の両面から「経済を考える」と言う事をしてほしいものです。

 

経済とは、財政・中銀政策だけではない。

結局企業・投資家・消費者と言う「民間の3代表」がどの様に活動するのかが大事です。

各国それぞれの企業・投資家・消費者行動が国家の経済・財政を造る。

国家は「財政・金融支援」と言う形で、提供しているにすぎない。

 

資本主義国家においては、少なくともこの概念は絶対に崩れません。

だからこそ「民間の活力は、受動的ではなく、積極的・能動的でなければならない」「その為に必要なのは教育である」

…と私は常々説いてるつもりですが。

中々難しいのですかねぇ。。。

…では、また。