どうもこんにちは!

ASADANこと浅草のダンナでございます。

 

今週あたりから、少し「ん?」って思っている事象について、少し見解を書いていきたいと思います。

まずは各チャートの相関性の「崩れ」から。

 

■ドル円

上昇傾向

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■ついてダウ

断続的な下落

 

■最後に米長期債利回り(通常、10年債を長期利回りと市場では言います)

 

■今の状況

・米国株↓

・ドル円↑(ここでは書いてませんが、ユーロドルは下落中です)⇒米ドルへの資金集中

・米国債利回り↑(米国債も売られている=価格は↓)

(前提として基本的にこの3つをチェックしない事には相場語れません。

とりわけ日跨ぎ~年跨ぎのトレード・投資をしている方の場合はね。)

 

・米ドルに資金が集まり

・株も国債も売られている

この状況は普通ではありえません。

米ドルに資金が集まると言う事は、株か国債のどちらかが買われている事を通常は示唆するものです。

 

にも関わらず、株・国債の売られている状況とは、即ち、投資先に困り「米ドルを現金として保有し、危機が去るのを待つ姿勢」ですね。

中々、こうした状況はお目にかかれません。

 

■政策金利と乖離する米国債利回り、だから「国債すら売られてしまう」

米国の政策金利は「1.5%」です。

実際の利回りはこの基準を挟んで騰落し、政策金利と利回りのスプレッドは「そこまで乖離しない、上限下限の幅」があるというのが通常の状態です。

しかし、現状、若干利回りが盛り返してきたものの、いまだに利回りは1.5%を大きく下回っている状態です。

つまり「既に資金逃避先としての米国債は、すでにキャパシティオーバーになっている」わけですね。

したがって、国債を買って逃げようにも高くて買えない人たちは「株も国債も危ない⇒なら現金だ」と言うのが現在の状況だと思われます。

そして?

「現金」と言えば、ご存知、米ドルです。

日本円?ノーノー。

米ドルです。。。

 

■株も国債も買われない=相関性の崩れ

これは、私も計画を考え直さざるを得ないのですが…。

考えることは「捨てる=売る」事ではないのですね。

「エントリー受付期間(期間分散)」を延長するという結論になるかもしれません。

どのぐらい延長すればいいのかは、少し出来高を週足レベルで見て統計とる必要があると思います。

 

■今後の回復の見込み

手元の株・債権ロングを解消(売り続ければ)「やがて売り物が手元に存在しなくなる」わけです。

従って、今は加熱している「出来高」ですが、次第に落ち着いてくるはずです。

NYダウ・米国債の出来高の推移を両方とも監視し、出来高のMDCAを見るぐらいで今回は丁度良いかもしれません。(順張り手法)

 

■逆張り手法的には

当然「ここまで少しずつ買い増ししてきた実績」と、尚余裕のある資金で買い増し戦略を続けることとなります。

ショートはともかく、ロングであきらめて損きりする必要性が出てくるのは「資金管理」「期間分散投資」と言う二つのリスク管理が足りない証拠ですので、見直しましょう。

 

■少し春が遠くなる?

いや?

出来高推移を観察するのみですね。

今の過熱感は出来高で分かります。

まず、出来高が半分~2/3ぐらいに落ち着けば、状況は改善しているころだと思います。

 

以上、とりあえず「今週見ていて気がついたこと」でした。

 

では、また!