大学入学後の兄は、精神的には比較的に安定してるように思えた。
「まさかあの兄に」彼女もいたし、凡そ兄の社会性からは考えにくいワンダーフォーゲル部でも、それなりにうまくやってた模様。
彼女も、ワンゲル関係だ。
3学年差なので、私は私で高校生活を文字通り満喫してて、ほぼほぼ無事で過ごし。
私の大学受験もストレートで合格し、家庭内ではそれほど問題がなく過ごした時期。
一番問題だったのは私だっただろう。
家に帰らないからね。
the 健全な大学生である。
あちこち泊まり歩いてた。
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■私が卒業、社会人になり…。
この先の話をするのは、気が重い。
具体的に書くのは簡単だが…。
この後は、兄の病気が判明する。
「双極性障害Ⅱ型」
知らないヒトにはピンと来ないかもしれないが、家族にとって致命的なダメージである。
兄は大学卒業後、某商社へ就職し、そこそこの業績をあげていたものの、孤立した。
結婚後に退職した。
その後の転落は早かった。
私は当時は同棲してたので、実家にはたまに帰る程度だったのだが、たまに帰る都度、状況は悪化していた。
やがて、私が30歳になる頃には、もう元には戻れないほどに兄の人生は転落し、兄はカネ食い虫と化していた
(まあ、昔からそうだったのだけど、輪をかけて)
その後、一家を支えるのは、父⇒私となる。。。
…これ以上は詳しく書けないなぁ…。
よしんば書いても伝わらないと思う、この苦しさは。
そして、経済的にいくら消耗したのかを。
当時両親で2000万稼いでいた家庭が、ほんの一人の身内によってズタボロにされる様を。
(私はほぼほぼ逃げ切ってきたが、もうつかまりつつある・・・)
しかし、過去の出来事を通じて「私が異常さを感じていた片鱗」だけでも感じてくれれば。
ちなみに、事件は書いたことは単なる例・・・。まだまだある。
しかし。
ここら辺でやめておこう。
少なくとも、私は「両親に対して義理を果たしてる」
そう、両親の「兄に対する愛情」に対して義理を果たしてるのだ。
だから・・・この先は分からん。
私自身が
「兄に対して直接的に義理を感じる必要性があるのか」
「単に兄弟という血縁だけで、私は縛られるのか」
「私がこれまで受けた仕打ちは、全部無罪か」
…。ま、この辺りは30歳頃までには全部開き直ってしまってね。
全部、正直なところを…両親に打ち明けたところ「兄の病気を慮って」って言われてしまい。
うーむ。
ま、義理だな。
親が生きてる限り、私は兄を大事にする。
私は親が大好きだ。
大事にしてくれた。愛情を注いでくれた。
いつまでも長生きして欲しい。
笑いかけて欲しい。
だが…。
早く。
開放されたい。