続き

 

当時はガレージでリュウを飼っていたのだが「ヒトの都合」で、ガレージ内でもリュウは3メートルほどの鎖でつながれていて、不自由していた.。。。

子供心には「犬の飼い方ってそういうものだ」としか思ってなかったが、今から考えるとありえない飼いかた。

 

それはともかく「リュウが日頃運動不足(というよりも動き回ってはいるのだが、ストレスが溜まりまくってるのは」子供心ながら分かっていたので、散歩の時にはできるだけ自由に運動させようとしていた。

それは件の森道の散歩でも同じ。

 

件の森道の段差だが、常に5メートルの崖であるわけではない。

森の出入り口付近では、道路と同じ高さで、中に入っていくに従い徐々に高度差がでてくるような作りだ。

 

だから、私はリュウが遊び感覚でヒョイヒョイと1メートルぐらいの段差を駆け上がり、2メートルぐらいの段差を駆け下りるのは、リュウ自身の意思で遊んでいたし、危なくないと思ってたので、問題にしてなかった。

 

「リュウの意思だからね」

 

だが…その日の兄は。