>ゴーン被告の逃亡劇を好意的にみる人が意外にも多く、猛烈に批判する人との乖離はどこから生じているのか

 

逃亡劇自体については、純粋に日本の検察に対する疑問をゴーン氏と意識共有してるからなのでしょうかね。

私的には「本件を以って日本の検察・警察がどこまで変われるか」をじっくり見守りたいと思います。

 

また、上記とゴーン氏の罪は別件で考えているので、今後の結果は神のみぞ知ると言った所。

また更に別途で、ゴーン氏の経営手法については緒論あるでしょうね。

 

■さて、本題

ご指摘の「乖離」については「正に第三者の目線にさまざまな違いがある」証拠でしょう。

しかし、何故この様な目線の多様性が顕著になったのか。

これについては私見ですが「リストラ」について今語っても恐らく昔ほどの強烈な反感は得られなくなったと言う事が大きいかと。

つまり時代の流れなんだと思います。

 

働き方が多様化していくと共に、労働者の持つ「会社への帰属意識」が激減している昨今。

「会社に所属したい人」と「したくない人」との意識は乖離している。

後述しますが、この事象は裏を返せば「会社が家族的である必要性が薄れている」

 

これが提示されている疑問に対しての一つの答えではないでしょうか。

 

私は、この点「雇用の流動化・適材適所となる業種・職種転換」が進み、国益上経済効率が増す事象として歓迎しています。

会社が家族的であるのは「いつも正しくは無い」

 

会社は必要な社員に強力・強烈なインセンティブを提供すればよく、適正にリストラを行い、また景気変動に応じてレイオフをする。

これも「企業の社会的責任の一部」であり、「企業が社会的責任として雇用を維持する事」だけが社会的責任だとは思ってません。

むしろ害悪である場合があり、まさに今の日本はその状況でしょう。

 

■私事ながら…。

私の場合で言えば、フリーで金融・IT行です。

この業界では、正社員よりも契約社員や個人事業主の方が稼ぎもよく、仕事も尽きないので非常に安定した生活を送れます。

 

しかし今回肝心なのはそこではなく、「既に会社に依存しない生き方が定着している業界が存在する」と言う事実そのものです。

会社は家族だ…との考え方は、業界次第ではあるのでしょうけど、私の業界のように「会社は選ばれる立場」だったり「社員に見捨てられる立場」だったりするケースも増えているのではないでしょうか。

 

■私なりの結論は「働き方の裁量が増えた時代の流れ」かなと

当然ながら、そういった業界では「社員の帰属意識」は育たないし、勿論「会社に依存する」言う社員の姿勢そのものが理解されるはずも無い。

こういった人たちが増えている事によって「リストラぐらいで何を大騒ぎしてるの?」と言う意見が増えてくるのも不思議ではないのかなと。

かく言う私も、今ではこの意見ですしね…汗

 

また、「働きかたの裁量」が増えた原因は、単に政府・企業による労働自由化への促しだけではなく、ネットが一役噛んでいる事はほぼ間違いないと思います。

昔ならば転職といえば、ハローワーク・人づて・就職雑誌と言った情報をリソースにしてきましたが、現代は就職の方法それ自体からネットで探せますよね。

エージェントを利用するとしても、複数の会社に依頼して「よりよい待遇の案件を持ってきてくれた会社に決める」なんてのも、今はお手の物。

この点は便利になったものですし、これがまた「会社なんていくらでもあるんだ」って事を実感されてくれるトリガー(つまり帰属意識の希薄化)につながっていると思います。

 

■最後に

大変、失礼な事を書いてるかもしれませんが「乖離」の謎を私なりの目線で捉えてみた、と言う一つの意見ですので、どうかお気を悪くせずに…。

 

ではでは!

以上です。