トレードと投資の違いとは、時間軸で考えて短期~中期か、長期かの違いだとは、知ってる人は知ってると思う。

けど、最近はそれに少し付け加えて考えてますね。

 

トレードにせよ、投資にせよ「騰がると思うから買う(下がると思うから売る)」以上、考え方がしっかりしてないと「投機・投資の考え方が混ざってしまい」下がりそう・騰がりそうと考えてしまうんですね。

これ自体は、以前から指摘してきた事で「どういう目的(投資・投機のいずれか)」で意識できなければ大成しないと言ってきた事です。

 

しかしトレードは騰落サーフィンを乗り切る仕事だからそれで良いのだけど、もう一度「投資」って考えるとそれだけでは少し物足りないなと思うようになったのが最近。

 

元々、私はトレーダー出身なので、投資に対する見識が高くはない。

「良い株を持ち続けていれば、r>gの法則+企業の優良さによって、やがて恩恵をもたらしてくれるだろう」程度にしか考えてなかったわけです。

 

もう一度「投資ってなんだろう」って考え直したら

 

「その企業の商品・サービスが売れる、売れない」ではなく、未来を予測した場合に「企業の考えるビジョン・商品・サービスが未来にマッチするか否か」で投資する。

…平々凡々ですが、そこにたどり着く事へ…。

 

「どんな未来を予測し、どの企業に投資するか」

それは

・何年先の未来を描くか

・どの成長企業(と言うよりも、まずはセクターや事業展開先の地域選定が必要だけど)に目を向けるか

だと思う。

 

成長業界、成長企業と一言に言っても、それ自体が「何年先にどのぐらい」と言う「概念」を持たなければ「いつからいつまでいくら投資する」と言う目線はもてない。

 

投資とは、長期的に見て「持ち続けても良い株」「そうではない株」がある。

5年先の未来に投資する、10年先の未来に投資する、と、「期間」決める事が「投資計画」なんだろうなと。

 

5年先、10年先の未来を予測(どの様な社会だろう、それに起因しどの様な産業が今に比べて発展しているだろう…

と言う事を考え、該当するセクターを選び、その中でも企業体質とビジョンが投資目的にマッチしている企業を選び投資する。

 

ここ2,3年、私の企業分析は直近の財務評価と来年度、再来年の計画値だけ見てる傾向が強かったけど、今後は一層「未来とセクター」の関係を重視していきたいと思う。

 

 

 

来年から、これを取り入れていこう。