トリノ五輪最大の注目は、加藤条治の金メダルなるか、だと思う。


期待された女子モーグル、ハーフパイプ、ジャンプノーマルヒルでのメダル獲得がならず、「日本勢不調」と伝えられているが、それらは客観的に見れば、不調ではなく実力が出ただけに過ぎないだろう。


だが、加藤は違う。

今シーズン、清水宏保の持っていた世界記録をあっさりと更新。その後調子を崩していたが、ここにきて復調気配と聞く。ショートトラック出身で世界一と称されるコーナーワークは絶品で、潜在能力は清水の比ではない。また、旗手の大役も平然とこなすなど、従来の日本選手にありがちな精神面での不安も見られない。世界新による金メダル、の可能性は十分で、トリノ五輪は、長く続いた清水時代から新しい加藤時代へ、時代をつなぐセレモニーの場となるだろう。


逆に、今夜加藤が金を取れないようでは、先は暗い。清水、岡崎、原田、岡部、村主などベテランばかりが注目される日本選手団だが、若手で期待できる選手が極めて少ないのが寂しい。

若手でメダルを期待できるのは、女子フィギュアの安藤美姫とアルペンの佐々木明、くらいかと思う。


二人の話は後日。

今日は秩父宮でラグビー日本選手権早稲田-トヨタ戦を観戦、のはずが、体調を壊し、やむなくテレビ観戦することにしました。

2時キックオフに備え、12時過ぎから昼寝したところ、起きたらなんと3時!

あわてて飛び起き、NHKをつけました。


つけた瞬間目にとびこんできてのは、早稲田10番曽我部君の真剣な表情。これは接戦だな、と思いスコアを見ると、28-21と早稲田のリード。俄然やる気が出て、体調まで良くなった気がしました。


その後トヨタ5番がシンビンとなり、早稲田俄然有利、のはずが、FW戦に固執して点が取れず、逆にトヨタ廣瀬にPGを決められて、4点差となってしまいました。

悪い流れだな、と思っていましたが、この試合のハイライトはここからでした。


攻めるトヨタと守る早稲田。伝統のライン際ディフェンスは健在でした。

今年の早稲田は強すぎて、アタックばかりが目立ち、ディフェンスのよさを感じさせてくれる試合があまりありませんでしたが、社会人を相手にしてついにその真価を見せてくれました。


5番が戻ってからは、完全にトヨタペースで、ロスタイムにはいってからも攻められっぱなしでしたが、集中を切らすことなく、完璧なチームディフェンスを見せてくれました。

大学選手権決勝の関東戦もそうでしたが、ここ一番で見せる集中力、チームとしてのまとまりは、このチームの最大の長所であり、早稲田の伝統を感じさせてくれます。

強力FW+スターバックス、だけでなく、早稲田伝統のチームとしてのまとまり、一体感は、このチームにも脈々と引き継がれています。


このチームなら、次の東芝戦も、というのは期待しすぎでしょうか。

東芝の猛攻をしのぎまくり、後半ロスタイムにスーパーエース今村が快走する、という展開が理想ですね。


体調を直して、来週はぜひ秩父宮で。