また少年による親殺しという事件がおきました。本当に悲しい事件で、亡くなられた母親の気持ちを思うとなんのために育てきたのかと悲しい気持ちになります。
ご冥福をお祈りします。
凶悪な少年犯罪が起こるたびにメディアは「青少年のこころの問題」を大々的に取り上げ、子ども達が危機的な状況にあるように報道しますが、果たしてそうでしょうか?青少年による犯罪が増加しているのかというと実はそうではありません。
犯罪白書をみても、戦後の少年による殺人などの凶悪犯罪は減り続け、20年くらい前からはほぼ横ばい状態で推移しています。
それでは昔には現在のような異常な少年犯罪はなかったのでしょうか?
いいえ、20年くらい前でも金属バットで親を殺した事件や女子高生コンクリート詰めにした事件など凶悪な事件はあったのです。
これぐらいの発生率はある意味許容値の範囲ではないのかなと最近思うようになりました。完全にゼロに向けての努力はしなくてはなりませんが、マスコミにのせられてヒステリックになることは、他の大部分を占める普通のこども達にとって必ずしもいい影響を与えることはないと思うからです。
社会が子ども達を異常者のように扱うことは大人と子どもの信頼関係を壊すことにもなりかねません。
もうひとつ気になるのは、政府が教育問題をスケープゴートのように扱っていないかということです。
一昨年の秋に郵政民営化関係の法律が決まった時はちょうど通学路で子供達が被害にあう事件が連続して発生、大きな社会問題となり、郵政民営化問題がどっかにとんでいってしまいました。
昨年の冬には教育基本法改正がありました。この時も秋に、いじめが原因での自殺がおこり教育基本法改正に拍車がかかりました。
最近政府とマスコミは青少年の事件をうまく扱って世論を操作しているように感じます。いや、マスコミが政府にうまく使われてるのかな?気をつけろ。