最近、TMLでスネーキング事故の話題が出たことで私のブログにも「トレーラー」「スネーキング」で検索されて訪問される方が目立ちます。
事故に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
今年の夏に私自身もスネーキングを経験し、1-2分の短い時間でしたが、それはそれは恐ろしい思いをしたのであくまで私の意見としてちょっと触れておきます。
まずトレーラーとヘッド車の重量バランスが悪いこと(トレーラー車重に対し、ヘッド車重が軽い)やスピードの出し過ぎなどは代表的なスネーキングの原因としてあげられます。
この辺りはトレーラーを牽く方ならだいたい理解しているのでしょうから割愛。
今回お話しておきたかったのは、トレーラー自体の設計(レイアウト)も重要な因子であるというお話です。
私のトレーラーは車軸真上の右に冷蔵庫&クローゼット&FFストーブ、左にはキッチンがありこの重量バランスは上手に分散されていると思います。
問題は車軸後方。
最後尾にトイレ、洗面、シャワーが付いており、ダブルベッドも車軸の後方に付いています。ダブルベッドの下は外部収納になっており、ここに入れた荷物はすべて車軸後方の重量物となります。ベッドの向いは小さな引き出し収納があるだけで左右の重量バランスも悪い。
一方車軸前方にはU字のダイネットがあり、その下に50Lの水タンク、ガスボイラー、バッテリーが収納されています。水タンクは走行時は基本的に空にしていますので、フロントはリアに比べてかなり軽くなり、全体としてリアヘビーなレイアウトだと思います。
以前私と同じ650のトレーラーを牽いているS氏とスネーキングの前兆(いわゆるフィッシュテール現象)について話をしたことがありました。S氏のヘッドは現在200系のランクルで、高速で120km/hくらいで走ってもフィッシュテール現象を感じることはないと言うのです。ヘッド車も私のコマンダーより300kgほど重いとは言え、100km/h程度でフィッシュテール現象が出始める私のトレーラーとは大違いです。
現に夏にスネーキングが発生したときは90km/h以下で発生しています。
S氏のトレーラーはリアダイネットで、フロントにトイレ、洗面、ダブルベッドおよびその下の外部収納があり、私のトレーラーとは正反対でフロントヘビーなトレーラーです。
推察するにS氏と私のトレーラーの安定性の違いはおそらくトレーラーの設備重量配分に依るものだと考えられます。重量物が車軸上または若干フロント寄りに配置されている方が安定性が増すのではないでしょうか。
2軸のトレーラーともなればリアオーバーハングも3m近くになり、よりに寄って運転席から遥か12m近くも離れた一番端に重たい設備が備え付けられているものだから、荷物を載せないように心がけてもリアヘビーな状態を改善しようがありません。もちろん使い勝手の良いベッド下の外部収納もあまりものを入れる訳に行きません。
TMLの皆さんでトレーラーの大型化など買い替えを検討する時、ヘッド車のパワーやトレーラー車重や室内の広さ、使い勝手(レイアウト)で選ぶ方が多いと思いますが、複数のレイアウトで迷っているなら設備重量配分がどのようになるのかもイメージしながら、極力リアヘビーなレイアウトは避けるのが賢明かと思います。Hobbyで言うとW**モデルはリアヘビーになりがちなので、十分注意してください。
私の場合はタンクローリーの追い越し中に横方向の突風が吹いたことがスネーキングのきっかけとなりましたが、やはりスピードを出し過ぎないこと、過積載を避けることでその危険はぐっと減少することでしょう。
駄文になりましたが、同じサイズのトレーラーでもけん引安定性やスネーキングの発生リスクがかなり変化することをお伝えできればと思い記載してみました。

