こんにちは。

茨城のロザフィ作家*mari mariです。

入院3日目ですが、早くも時間を持て余してます・・・
ロザフィ道具一応持ってきたけど、左手甲に点滴針刺したので、本読むくらいしかしてませんショボーン指むくむー
腕も見てもらったんだけど肉に埋もれて血管見えなかったんだわ、きっと・・・(爆)

さてさて、今回入院する羽目になった病名なのですが、

なんと


中耳炎、なのですよ・・・ガーン



は?って感じですよね。
通院で治すもんじゃないの?って思いましたよ。

誰でも子供のころは耳管?が未発達なので、中耳炎にかかったことのある人は割と多いはず。

がんがんズキズキ痛む急性中耳炎とかね。

私も子供のころから中耳炎は何度もやっていて、鼓膜切開も何度もやりました。
ザンネンな意味で「なれっこ」だったのです。

だから先生から
「中耳炎だね。」
って言われても、ああそうか、ぐらいの感想しかありませんでした。
ナゼか耳から血の塊が出てきたけど。
痛くないし、大したことないだろう。ってね。

先生はさらに続けて言いました。

「これね、手術しないと治んないやつだわ。」

「中耳炎の中でもタチの悪い中耳炎だから、放置すると命に関わるからね」


はぁっ!?

耳にスコープさして画像を見せながら
「これね、鼓膜。鼓膜の上のとこ穴空いてるでしょ、それで白い塊見えるでしょ?真珠腫っていうんだけどこれが炎症起こして骨を破壊しながら奥に進んでくんだわ。」

「真珠腫性中耳炎」

「白い塊が真珠っぽく見えるからね。腫瘍ではないよ。良性。」

「クスリでは治んないの。大っきい病院で手術するしかないわ。紹介するからどこがいい?」


こんな感じで矢継ぎ早に言われ、聞かれ、アタマ真っ白になりました。

いい話なのか、悪い話なのか・・・とりあえず良性って言ってたな。え?でも手術?

などと、ボンヤリしている内に先生は、

「ま、とりあえず今は出血してるし耳垂れ出てるから、手術は炎症落ち着かせてからだね〜。 家族と話してちょうだいよ」

と、初診察が終了したのでした・・・


たかが中耳炎、されど中耳炎


痛みがないから、と診察を先延ばしにしていたら進行してえらい目にあうところでした。

私の症状は
・難聴
・耳の閉塞感
・耳からの出血(外耳道内で硬く固まっていた)
・耳鳴り
出血以外は大した症状じゃありませんでした。(徐々に進行するので気付きにくい)

進行すると
・めまい
・眠れないほどの耳鳴り
・高度難聴
・顔面神経麻痺
・髄膜炎
・脳炎、脳膿瘍    
      など、命に関わる合併症が起きることも・・・:(;゙゚'ω゚'):

耳のまわりは耳の器官だけではなく顔面神経、味覚神経、骨や血管など色んなパーツが複雑に絡み合っています。
そのため真珠腫が雪玉のように大きくなりながら転がっていくので、進行方向によって症状が変わるのです。

同じく真珠腫の知人は脳の境目、頭蓋がCTでも映らないほどうす〜く溶けていたそうです…。 幸い辛うじて骨が残ってたようで、手術で元気に回復しました。



私は一般のクリニックからK病院に紹介されましたが、総合病院で手術経験がある先生だったからすぐ診断がついたのかもしれません。

知人はどこへ行っても診断がつかず、耳鳴りめまいが進行し、たまたま私の話をきいて、紹介状無しでK病院の診察を受けてやっと診断がつきました。

さらに最近同様に、何件もの病院でも症状が改善されず、直接大病院に掛かってやっと真珠腫が確定した知人もいました。

基本はかかりつけ医から紹介状で大病院へ、なんでしょうが、ど〜にもはっきりしない場合は自ら動くしかないですね。


病名確定だけでこのながさ・・・ガーン
長々とお話しにお付き合いくださりありがとうございございました。


つづきます。