スイスのナショナル・バンクが
日銀の黒田砲に引き続き、
予想外のバズーカを放った。
これが何を意味するのか、
よく考えてみよう。
スイスにとって本当に
デメリットだったのか?
答えはNOと私は見ている。
では誰にとってデメリット
であったか。
それはユーロを口座に沢山
持っていた人だろう。
つまり、ユーロで
ギャンブリングしていた人達
という事になる。
例えば投資とは無縁で
スイスに住んでいる人からすれば、
今ユーロ圏に買い物に行けば
物が安く買えるという事になるが、
車を買うのでなければ
買っても5KCHF以下の話だろう。
しかし銀行やインベストメント・バンク
の世界ではそうではない。
ショート・タームで勝負を
賭けているプロ(銀行)の世界では
インパクトは大きいのかも知れない。
ただし、銀行レベルでは
十分にカバーされている
と思うのでぶっ飛ぶ事はないだろうが、
小さな証拠金でレバレッジの高い
ブローカーはぶっ飛ぶだろう。
(現にUKのとある業者が破綻した)
まぁ無理もない。
では何故SNBはセーフ・カレンシー
の鉄壁をストップすることにしたのか。
①ECBがまたユーロを印刷
②ギリシャでの選挙結果を予想して
最悪の事態を回避する為
この2つが大きい。
大きな損失を被る前に
自分の片腕をリスクに晒した
という形容がぴったりだろう。
SNB砲でスイスが被るリスクは、
一時的に輸出が不利な状態になるだけだ。
その一時というものが
長いと判断するのは投資家目線で、
それ程長くはないと判断できるは
ビジネス目線で物事を見ている立場
という事になる。
ただ、毎日ガンガンに輸出を行っている
会社からしたら痛手は大きいだろうが。
いづれにせよ、暫くスイス製は
輸出面で厳しくなるけれど、
スイスでは(銀行でもない限り)
簡単に従業員をレイオフする
という考えには至らない。
だから恐らく、給料をカットしたり
プロダクティヴィティを
上昇させる方法で回避するのでは
ないだろうか。そうする事で、
1.20 CHF には戻らずとも、
1.10 CHF くらいまでは戻ると
私は見ている。
通貨は絶えず変動を繰り返す為、
下がりっぱなしだったり
上がりっぱなしという事は
滅多にない。
そういう危険が生じたケースは
◯主党が政権を握っていた時代の
通貨があり得ない展開を見せていた時だ。
安倍氏が登場せず何の介入もなければ
日本は沈没していただろう。
あれは本当に後がない状態だった。
でも今は安倍氏と黒田氏の
ダブルタッグで安定はしている。
あぁ、因みに、
ゴールドマン・サックスだけは
いつもの事ながら損失はないだろう。
私の戯言っていうレベルで書くので
戯言の域は出ないですが、
ドラギちゃんの経歴
BOE総裁の経歴
これは偶然ですかね~。汗
トリシェさんの時代は
良かったなぁと思うのは
私だけなんだろうか。
結構、
トリシェ氏 vs バーナンキ氏
のやり合いは面白いものがあった。
そして私は、母国の日銀総裁が
何にもしない事に腹を立てていた。
正直恥ずかしいとさえ思っていた。
でも黒田総裁になってからは、
私は日本円が息を吹き返したと
感じていたりする。
中央銀行は誰が総裁になるかによって
そのキャラクターと、その国の経済が
大きく異なって行くのは間違いない。
ところで、結果としてSNB砲で
得をした人たちも居るわけだ。
それは誰だと思います?
実はユーロ圏の
一般の人々なんですよ。
SNB砲のお陰で、
ユーロの通貨価値が下がりますね。
既にユーロになってから
恐ろしく値上げされ続けた
あり得ない生活環境下にあって、
これを機に少しでも
物価が安くなることは
今の彼らには寧ろ必要な事
だったりします。
だからユーロ圏の人にとっては
SNB砲から恩恵を受ける側に
なります。
しかし、アメリカからしますと
非常に面白くない結果となります。
というのも、アメリカの通貨価値は
上昇し続けているのに対し、
ユーロの通貨価値が下がって行く
からです。
例えばです。
中国:あいあい。アメちゃん、
おたくの方が安いから
おたくからモノ買うアルヨ。
だったのに、
ユーロの物価が下がることで
中国:あれ?ユーロ圏の方が
安くなってるアルヨ~。
それなら、ユーロ圏から
買うアルヨ。
アメちゃん堪忍な~。
という事になる事が
予想される訳です。
ヨーロッパ目線からしますと、
アメリカは物価が安く、
お買い物天国=それだけ観光客が
行きやすい国という事であるが、
もしアメリカの物価が上がれば、
アメリカにとって不都合が
出て来ますよね。
因みに、米ドルと日本円や人民元の
アジア通貨は同じ動きをする関係
なので、運命共同体みたいな関係
ですから、バランスを考えて
行かないといけなくなりそうですね。
アメリカがどう出てくるか、
そこは要チェックですね。
総じて言いますと、
これからの中央銀行は、
スペキュレーターの
あまり知的とは言えない
極端な傾向を抑えていく為にも、
容易に予想出来ない形で
奇襲をかける必要がある時代に
突入したんだ、という事です。
投資家は、当然の事ながら
投資のリスクを理解した上で
投資している事と思いますが、
私は個人的にFX投資に関しては
株の様に、素人でも気軽に
投資できるものではなく、
プロのみが取引できるもの
に戻した方が良いのではないかと
常日頃考えていたりしています。
目先の利益だけ見ているのが
株やFXの小規模額の投資家です。
国がぶっ飛ぼうが
災害で人が死のうが、
儲けが全てという傾向が、
ことある毎に伺えます。
現に私は、福島の一件の最中に
恐ろしい、血も涙もない
お金儲けだけしか興味のない
スペキュレーターの傾向を
目の当たりにして落ち込み、
後に憤慨した人間のひとりです。
中央銀行という所は、
そういう視点ではなく、
もっとマクロ的な視点での
バランスを考えなくては
ならない場所だと思います。
(日本の隣国の、とある中央銀行
に関しては、私にはちょっと
理解できない戦略をだなぁと
不安に思いますが・・・)
金融商品に関して、
先進国はそろそろ腰を据えて
ちゃんと見直す必要があるかも知れません。
IMF のラガルド氏も何処かのインタビューで
その様に仰っていましたが、全く同感です。
通貨の上下がスペキュレーターに
動かされてしまいますと、
多くの可能性という芽を持って
帆を上げた中小企業がぶっ飛びます。
すると新しい技術は育たず、
従って経済は潤うどころか
減退していきます。
それがデフレに繋がっている訳です。
投資で生計をたてようとして、
働かなくなる人も出てくるかも知れません。
これは更なる悪循環になりかねません。
私は保守的な考え方をする人間なので
そんな風に思うのかも知れませんが、
資本主義を健全に保つためには、
投資頼みの生活ではなく、
労働力を提供して賃金を得る方法が
一番バランスが取れている
と思っています。
地味かも知れませんが、
リスクは軽減されます。
日銀の黒田砲に引き続き、
予想外のバズーカを放った。
これが何を意味するのか、
よく考えてみよう。
スイスにとって本当に
デメリットだったのか?
答えはNOと私は見ている。
では誰にとってデメリット
であったか。
それはユーロを口座に沢山
持っていた人だろう。
つまり、ユーロで
ギャンブリングしていた人達
という事になる。
例えば投資とは無縁で
スイスに住んでいる人からすれば、
今ユーロ圏に買い物に行けば
物が安く買えるという事になるが、
車を買うのでなければ
買っても5KCHF以下の話だろう。
しかし銀行やインベストメント・バンク
の世界ではそうではない。
ショート・タームで勝負を
賭けているプロ(銀行)の世界では
インパクトは大きいのかも知れない。
ただし、銀行レベルでは
十分にカバーされている
と思うのでぶっ飛ぶ事はないだろうが、
小さな証拠金でレバレッジの高い
ブローカーはぶっ飛ぶだろう。
(現にUKのとある業者が破綻した)
まぁ無理もない。
では何故SNBはセーフ・カレンシー
の鉄壁をストップすることにしたのか。
①ECBがまたユーロを印刷
②ギリシャでの選挙結果を予想して
最悪の事態を回避する為
この2つが大きい。
大きな損失を被る前に
自分の片腕をリスクに晒した
という形容がぴったりだろう。
SNB砲でスイスが被るリスクは、
一時的に輸出が不利な状態になるだけだ。
その一時というものが
長いと判断するのは投資家目線で、
それ程長くはないと判断できるは
ビジネス目線で物事を見ている立場
という事になる。
ただ、毎日ガンガンに輸出を行っている
会社からしたら痛手は大きいだろうが。
いづれにせよ、暫くスイス製は
輸出面で厳しくなるけれど、
スイスでは(銀行でもない限り)
簡単に従業員をレイオフする
という考えには至らない。
だから恐らく、給料をカットしたり
プロダクティヴィティを
上昇させる方法で回避するのでは
ないだろうか。そうする事で、
1.20 CHF には戻らずとも、
1.10 CHF くらいまでは戻ると
私は見ている。
通貨は絶えず変動を繰り返す為、
下がりっぱなしだったり
上がりっぱなしという事は
滅多にない。
そういう危険が生じたケースは
◯主党が政権を握っていた時代の
通貨があり得ない展開を見せていた時だ。
安倍氏が登場せず何の介入もなければ
日本は沈没していただろう。
あれは本当に後がない状態だった。
でも今は安倍氏と黒田氏の
ダブルタッグで安定はしている。
あぁ、因みに、
ゴールドマン・サックスだけは
いつもの事ながら損失はないだろう。
私の戯言っていうレベルで書くので
戯言の域は出ないですが、
ドラギちゃんの経歴
BOE総裁の経歴
これは偶然ですかね~。汗
トリシェさんの時代は
良かったなぁと思うのは
私だけなんだろうか。
結構、
トリシェ氏 vs バーナンキ氏
のやり合いは面白いものがあった。
そして私は、母国の日銀総裁が
何にもしない事に腹を立てていた。
正直恥ずかしいとさえ思っていた。
でも黒田総裁になってからは、
私は日本円が息を吹き返したと
感じていたりする。
中央銀行は誰が総裁になるかによって
そのキャラクターと、その国の経済が
大きく異なって行くのは間違いない。
ところで、結果としてSNB砲で
得をした人たちも居るわけだ。
それは誰だと思います?
実はユーロ圏の
一般の人々なんですよ。
SNB砲のお陰で、
ユーロの通貨価値が下がりますね。
既にユーロになってから
恐ろしく値上げされ続けた
あり得ない生活環境下にあって、
これを機に少しでも
物価が安くなることは
今の彼らには寧ろ必要な事
だったりします。
だからユーロ圏の人にとっては
SNB砲から恩恵を受ける側に
なります。
しかし、アメリカからしますと
非常に面白くない結果となります。
というのも、アメリカの通貨価値は
上昇し続けているのに対し、
ユーロの通貨価値が下がって行く
からです。
例えばです。
中国:あいあい。アメちゃん、
おたくの方が安いから
おたくからモノ買うアルヨ。
だったのに、
ユーロの物価が下がることで
中国:あれ?ユーロ圏の方が
安くなってるアルヨ~。
それなら、ユーロ圏から
買うアルヨ。
アメちゃん堪忍な~。
という事になる事が
予想される訳です。
ヨーロッパ目線からしますと、
アメリカは物価が安く、
お買い物天国=それだけ観光客が
行きやすい国という事であるが、
もしアメリカの物価が上がれば、
アメリカにとって不都合が
出て来ますよね。
因みに、米ドルと日本円や人民元の
アジア通貨は同じ動きをする関係
なので、運命共同体みたいな関係
ですから、バランスを考えて
行かないといけなくなりそうですね。
アメリカがどう出てくるか、
そこは要チェックですね。
総じて言いますと、
これからの中央銀行は、
スペキュレーターの
あまり知的とは言えない
極端な傾向を抑えていく為にも、
容易に予想出来ない形で
奇襲をかける必要がある時代に
突入したんだ、という事です。
投資家は、当然の事ながら
投資のリスクを理解した上で
投資している事と思いますが、
私は個人的にFX投資に関しては
株の様に、素人でも気軽に
投資できるものではなく、
プロのみが取引できるもの
に戻した方が良いのではないかと
常日頃考えていたりしています。
目先の利益だけ見ているのが
株やFXの小規模額の投資家です。
国がぶっ飛ぼうが
災害で人が死のうが、
儲けが全てという傾向が、
ことある毎に伺えます。
現に私は、福島の一件の最中に
恐ろしい、血も涙もない
お金儲けだけしか興味のない
スペキュレーターの傾向を
目の当たりにして落ち込み、
後に憤慨した人間のひとりです。
中央銀行という所は、
そういう視点ではなく、
もっとマクロ的な視点での
バランスを考えなくては
ならない場所だと思います。
(日本の隣国の、とある中央銀行
に関しては、私にはちょっと
理解できない戦略をだなぁと
不安に思いますが・・・)
金融商品に関して、
先進国はそろそろ腰を据えて
ちゃんと見直す必要があるかも知れません。
IMF のラガルド氏も何処かのインタビューで
その様に仰っていましたが、全く同感です。
通貨の上下がスペキュレーターに
動かされてしまいますと、
多くの可能性という芽を持って
帆を上げた中小企業がぶっ飛びます。
すると新しい技術は育たず、
従って経済は潤うどころか
減退していきます。
それがデフレに繋がっている訳です。
投資で生計をたてようとして、
働かなくなる人も出てくるかも知れません。
これは更なる悪循環になりかねません。
私は保守的な考え方をする人間なので
そんな風に思うのかも知れませんが、
資本主義を健全に保つためには、
投資頼みの生活ではなく、
労働力を提供して賃金を得る方法が
一番バランスが取れている
と思っています。
地味かも知れませんが、
リスクは軽減されます。