今日は久しぶりに luxury brand
についてブツブツ呟いてみようかな。

フランスのテレビ放送局M6の看板番組
のひとつに Capital という番組が
あるのですが、たまたま4月29日は
ルイ・ヴィトンについて放送されたので
録画し、後でルポを観てブツブツ
呟いてみる事にしました。
番宣はコレ

ルポではルイ・ヴィトンについての
サービス、クオリティ・テスト、
バックの素材について(具体的に
仕入れ値は幾らであるかなども)、
他には、数説存在している
ルイ・ヴィトンのシグネチャーは
本当は一体何処から来たのか?
についてや、中国市場で失敗した事
などなど色々とザックリながら
まとめられていて
結構見応えがありました。

番組の方はいづれ誰かがアップする
のでは?と思いますが、
今は見付からないので
キーワードだけここに記しておきます。
興味がある方は探して観てみるのも
良いかも知れません。

キーワード:
M6
Capital
Louis Vuitton
emisson
29 4 2016

・・・・・でぽぴさんはこの番組を
観終わった後に、現在のLVに疑問を
投げかけずにはいられませんでした。

私はもともと、こういったブランドには
それ程の興味は持っていなかったのですが、
意外と面倒臭がりなので、
高額でも長持ちするものを好んで買う傾向
があり、たまたまその内の1つに
LV のヴェルニというラインが
私の好みにピッタリだったという感じで
LV のヴェルニだけは買う様になりました。
実際、ヴェルニを使っていて思う事は、
非常に使い勝手が良く、丈夫で
お手入れさえ怠らなければ10年くらい
余裕で使えるという感触です。

ただ、私がヴェルニを使用しても問題が
生じなかったのは、スイスの気候だから、
という事を知って驚きました。
まだ初期の頃のヴェルニは
日本やシンガポールなどの高温多湿な
地域ではパステルカラー系のものは
変色等のトラブルがあったそうですね。
私もグアムで mot gris を購入したのですが
それが確か2000年前半だったと思うので
少し心配です。日本やシンガポールなどの
高温多湿地域には持って行かない様に
しないといけませんね、多分。

ただ、最近のヴェルニは
その辺りの問題はクリアしている?
らしいですよね。

なぜ『?』にしたか、と言いますと
ロシア人富裕層の常連客が LV本店で
毎月お洋服などをごっそり
買ってくれるにも関わらず、
番組内で何着かジャケットを試着
させている場面があったのですが
そのロシア人のお客さんが

『このジャケット好きなのですが
小さいサイズが欲しいですね』

と言っているのに、
彼女のサイズに合っていない
大き目のそのジャケットを

『とってもお似合いですよ』

とか何とか言って
何としてでも売ろうとしている
本店勤務の店員さんの姿を観て
「常連さんにそれはないよなぁ」と。

実際、ジャケットはその大き目の
サイズしかなかったから
押せ押せで売り捌こうとしていた
事が番組のルポ内で判明するわけ
ですが、これが所謂LVMH的
販売戦略なのかな、と思うと
全くluxury business とは真逆の
まるでH&Mか!みたいなイメージ
になってしまい、どうもしっくり
来なかったりしています。

しかも・・・LVを生み出した家の人々は
はどう見ても大切にされていなさそう。
そういうイメージがどうしてもあるので
それが一番嫌だなぁと思ってしまう
原因になっていたりします。

職人を大事にしているかどうかも
気になる所です。
先日、未来世紀ジパングで
ブルネロ・クチネリのルポが
ありましたけれど、
ああいう社員や地元を大切にする会社
こそが luxury brand と呼ばれて
相応しいと思うのですよね。

LV はマーケティングによる
イメージ戦略で夢を売る事で
成功している会社の一例ですが、
やっぱり日本で成功した頃の
=ベルナール・アルノーに
やられる前のCEO
(名前思い出せない)の時代
の方が良かった様な気もします。
少なくとも奥様がLV家の娘で
DNAは引き継がれていた訳で。

因みに、LVは中国に沢山
ブティックをオープンしたら
中国の事務系の仕事をしている
普通のお姉さん達なら誰でも
持っている

『普通のバック=普通のブランド』

になり下がりつつあり、
大変なイメージダウンに繋がった事が
ルポでも取りあげられていました。
こういう人達というのは
LVのファクトリー・ラインの
モノグラムやダミエを買ったぐらいで
Youtube などに

『これ買いましたぁ~❤︎』

とバカみたいにアップする層が
あまりに多い事に悩み
(=LVは事務系女性が持つバック
というイメージが膨らむ事に悩み)、
中国にオープンしたブティックの多くを
一斉に閉鎖するという戦略に変え、
事務系女子では手に入らない様な
宝石ビジネスをパリの銀座とも言われる
Place Vendôme にお店を構える事で
対策をとったりしている、
みたいな内容でした。

確かに、中国人=マナー悪い
しかも事務系の女子の
マスト・アイテムになってしまうと、
知らぬ間に H&M クラスのレベルに
落ちてしまうリスクがある訳ですね。

つまり、安っぽいイメージです。

日本でも LV は女性の
マスト・アイテムではあるのですが、
LV サイドからここまで言われたり
懸念される事はなかった。
寧ろ、日本人の様な上品な人達に
持って欲しいという感触は
ルポ内でも伝わって来る。

私も、A4サイズの書類が余裕で入る
使い勝手の良い
メルローズ・アヴェニューが出た年、
待ってましたよ~!とばかりに注文し、
パリ本店へ取りに行った時の事ですが、

『ここはチャイニーズ・
ディズニーランドか~!!!』

といった体験を↓
でも中国で買うより本店に来た方が
30%も安いと言っていましたよね。
でも本店はもう懲り懲りです↓
中国語でうるっさーい!!!
パリに来た感じがしない↓
もう10分も店内には
いたくなかった記憶があります。
こんな所は完全にスイス人化
してしまっている私には
中国人の声の大きさや煩ささは
騒音レベルの不快感です。

中国人が欧州にまだそう多くは
見かけなかった頃は、
LVのお店にサクッと入り
気に入ったものがあるか見て回り
店員さんと世間話をしたりする
だけでも楽しかったのですが、
今はもうオンライン注文の
デリバリーでもいいか
と思ってしまう状態です。

とにかくあの時は、
仕事用のバックとして
すぐ使いたかったので
面倒臭かったけれど
わざわざパリの本店へ行き
取り置きしておいて頂いたバックと
ついでの財布をさっさと買って
ブティックを出て
近くのラデュレに逃げ込み、
甘いものを食べてストレス発散
しました。

あの煩さ、
本当に勘弁して欲しいです。

因みに LV がどんなに手を広げても
LV の時計やら宝石やらには
私は全く興味がありません。
興味があるのはバックだけ。
そもそもトラベル・ケースを
作っていた会社です。
バックまでが限度です。
しかし正直 LV にも実は
少々飽きて来ています。

LV のバックへのパッションが
冷めて来た頃合いなので
丁度良いのでこれから LV が
どうなるのかをマネージメント視点
から少し静観してみようと思います。

とりあえず、
LV家からは現在トラベル・ケースだけ
を作らせる様な酷い待遇では
やはり考えてしまいます。
そういう所にluxuryとしての付加価値
を持っていた私にとっては、
気持ち的にどうしても無視できない点
なのかも知れません。

因みにですがモノグラムやダミエ、
私はあの地味なラインは全く興味がなくて
以前デュッセルドルフへ行った時に
アジェンダとペンを買って、
以来スケジュール帳として使っていた
程度(しかし自宅に空き巣が入った時に
財布だと思われて盗まれた)でしたが、

モノグラムやダミエの素材が
実際は何であるかご存知ですか?
木綿地にPVC加工されたもので
皮ではありません。

更にリテール価格をご存知ですか?
ルポによれば皮が250ユーロなところ
同じサイズでモノグラムやダミエの
素材は ※ 2 ou 12ユーロ以下
らしいです。


deux(ドゥ)douze(ドゥーズ)
のどちらにも聞こえるので
良く分からない。すみません。

モノグラムやダミエは所謂
ファクトリー・ラインと呼ばれる
全く luxury とは言い難いラインですが
それが一番売れているのだそうです。

そんなルポを観て日本語で
ブツブツと呟いてしまった
ぽぴさんでした。