今日はボディ・スキン・ケアについて

書いてみようと思います。

 

今までは何も問題がなかったのに

急に腕に毛孔性角化症が出現ガーン

 

ボディ・ソープが合わないのか、

ホルモンのバランスが崩れているのか、

遺伝性もあるのか、

原因は良く分かりません。

 

ただ、標準的なパターンでは中高生の頃に

毛孔性角化症の症状が出ている確率の方が高く、

大人になったら普通は引いて行く、というのが、

日本のドクターの間では良く言われている事です。

しかし、中高生の頃は勿論、

本当に最近までそんな悩みとは無縁でした。

 

私の肌は、湿度の高い場所や季節だけですが

フェイスに関しては混合肌

(Tゾーンだけややテカる程度)ですが、

Tゾーン以外は乾燥肌寄りです。

ボディに関しては乾燥肌なので

基本的には乾燥肌系と言えるかも知れません。

 

そこで何故乾燥肌になってしまっているか、

を考えてみました。

 

私の場合、毎日硬めのボディ・タオルを使い

ガッツリ洗っていた為、

これが大きな原因の1つである可能性を疑っています。

 

この事からボディ・タオルを

《ふつう》に変える事

から始めました。

 

また、スイスで販売しているボディ・ソープは

洗った後もヌルヌルしているものばかりで、

毎回完全にソープを洗い落とせていない感覚になる為、

一度リンスしてから、再度硬めのボディ・タオルを使って

ソープなしで背中をゴシゴシ洗って、またリンスする、

という事をしてしまう感じだったので

お肌が乾燥するのも無理はない気がします。

 

そこで、先ずは

 

・ボディ・タオルを《ふつう》に変える事

・ボディ・ソープを止め、植物性の無添加石鹸に変える事

 

にしました。

石鹸に変える事でヌルヌル感がなくなり、さっぱりするので

再度リンスをする必要がなくなります。

 

ここまでが基本。

 

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

 

ここからはボディ・ケア製品について書いてみます。

 

私のお肌トラブルはあくまで《毛孔性角化症》ですが、

シャワーを終えたすぐ後、実はニキビ対策ローション

を気になった時だけ気になる部分にスプレーしています。

 

私がスイスで使っているのは《Lipo Sol lotion Widmer》

 

 

何故ニキビ向けのローションを使用しているかと言うと、

毛穴が詰まるという段階までがニキビと一緒だからです。

 

あ、日本語で書くとちょっと長いので

以下、毛孔性角化症は KP (Keratosis Pilaris)

と省略ちゃいますねキョロキョロ

 

ニキビとの決定的な違いは、

 

KP → 角質がつまった状態

ニキビ → 皮脂が毛穴につまった状態

 

となります。

ですから、本来KPにニキビ用ローションは必要ないのです。

しかし私は昔から自分の身体で実験する癖がありましてアセアセ

 

今回も実験的にLipo Sol lotion Widmerを塗ってみたら

効果が出まして、お肌の表面が滑らかになったのですニコニコ

 

しかし、それはそうなって当然とも言います。

 

というのも、通常ニキビ薬には

《トリクロサン》が入っているからです。

 

あ、そこで『ゲッ、トリクロサンガーン

と思った方もいると思いますが、

後でトリクロサンについて詳しく説明します。

 

お話の続きに戻りますが、

ニキビに関しては、

皮脂の過剰分泌によるニキビのアクネ菌

を除去する必要があるので、

その為にはまずブロックされている毛穴を溶かし、

炎症を抑える必要が出て来る訳です。

 

毛穴をブロックする

 

という状況は、

チキンの様な肌になるKPでも同じ事。

その理屈からニキビ・ローションを塗ってみたら

効果があった、という事です。

 

でもトリクロサン入りのアクネ・ローションを

アクネもないのに毎日使うのは良くないとの認識

もしている為、毛穴につまった角質を取り除くのと、

お肌を清潔に保つ意味で気になった時のみの使用ならば

問題ないだろう、と判断しての使用です。

 

コットンを使ってローションを塗ると、

ローションがすぐ消費されてしまうので、

私はスプレー容器に入れ替えて、

乾くまで一切触らない方法で

使う量を抑えながら

極力綺麗な状態を保つ様にしています。

 

 

ここまでが角質を除去する工程です。

 

 

次に必要なのはKP向けのローションです。

 

私は2種類購入していますが、まずはこちら。

欧米圏女子の間で好評なのが

《Eucerin 10% Urea》 です。

 

 

Urea = 尿素 が10%入っていて、

アメリカ皮膚科医の先生の動画よれば、

どうもこの尿素がKPに効くらしいのです。

 

英語ですが動画を貼っておきますねニコニコ

 

 

皮膚科の先生の動画では、

Eucerinでも30% Urea の方を紹介していましたが、

敏感肌の人にはお勧めできないかも。

 

私は非常に敏感肌でもあるのですが、

最初 Eucerin 10% Urea を購入して

たっぷり腕に塗った日の失敗談をシェアします。

 

張り切ってたっぷり塗りすぎた事で、

個性的なアロマに加え、

チクチクかゆくなったので、

 

これはキツいガーン

 

という事態になった為です。

 

この様な経緯があるので、

30% Ureaだと強烈すぎる 汗うさぎ

という風に想像しちゃうのです。

 

確か日本だと20% UreaまでOKだったはずですが

20%でも強烈だろうと想像してしまいますアセアセ

 

KPの度合いにもよりますが、

然程酷くないならば10%で十分です。

 

KPは実は完治までは簡単ではないケースが

多めな様なので、

発症してしまったら、重要なのは

毎日のケアを続ける事でしょう。

 

毎日続ける為にも、

チクチクしたり、かゆくなる程に強烈なものは

やめた方が長続きできるかも知れませんウインク

 

 

 

因みにKP関連の動画で一番良いと思ったのが

こちらの皮膚科の先生の動画でしたニコニコ拍手キラキラ

 

 

 

 

ボディ・クリームの2つ目は

 

フランスの皮膚科医との研究で作られた事で有名な

La Roche-Posay(ラ・ロッシュ・ポゼ)からです。

 

まずは

《La Roche Posay Lipikar lait fl 400 ml》

 

これは保湿クリームです。

ニキビ向けのローションを塗って乾いた後に塗るか、

普通の化粧水=ローションを塗った後に塗る

ボディ・クリームです。


余談:はい。私は塗るのが簡単な化粧水を

ボディ・ローションとして使う事が多いです。

 

重いテクスチャーのEucerinとは真逆で、

テクスチャーはとても軽く、香りも爽やかです。

効果が出ればリピートしようと思える商品かな

と今の所はそう感じる事が出来ている気がします。

 

Eucerin → La Roche Posay → Eucerin → 

La Roche Posay → Eucerin...のルーティーンで

使用して行こうかな。

 

つまり1日は重くて個性的なUreaな香りのEucerinで

我慢して、翌日はLa Roche Posayで軽やか爽やかに...

という形にすれば、途中でKPスキンケアも

挫折せずに済むかもオカメインコ!!知れません爆笑

 

 

 

 

キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ

 

次は、ボディ・クリームではないのですが、

《La Roche Posay Effaclar Micro-Peeling 

 Cleanser disp 400 ml》

も買ってみましたニコニコ

 

これはニキビ向けローションと同じ効果がある

クレンザー、つまりボディ・ソープです。

週に1回使用する程度で良いかな、

と思っていますニコニコ

 

しかし、日本では未発売かも知れません。

でもラ・ロッシュ・ポゼの場合、

日本にはローションがあるのに

欧州にはローションがありません泣くうさぎ

各国のニーズに合わせて製品が作られ、

販売されている側面はあると思います。

 

とりあえず、週に1回位の頻度で、

このボディ・ソープを使って

全身を洗ってしまう、

という感じにしようかな、と思って

とりあえず購入してみました爆笑

 

善玉の常在菌まで殺したくないので、

週に1回程度が私の様な軽めのKPには

十分だと思っています。

 

 

 

 

パックキラキラパックキラキラパックキラキラパックキラキラパックキラキラパックキラキラパックキラキラパックキラキラパックキラキラ

 

 

ところで、冒頭にも書いたトリクロサンについて。

 

2015年EUで、2016年アメリカで『トリクロサン』

を配合した抗菌石けんの販売禁止を発表し、

それに続き、日本でも即禁止の流れになったのは

記憶に新しいですが、要するにこういう事だそうです。

 

トリクロサン入りの石鹸と、

トリクロサンの入っていない石鹸を比較した時、

トリクロサンが入っていない石鹸でも

殺菌効果が認められた

 

 

効果が同じならば、トリクロサンを入れる事で

生じる可能性のあるリスクは最初から取り除きましょう

って流れです。

 

 

でもこれはあくまで 石鹸 の話です。

 

 

ニキビ対策のお薬にトリクロサンが

使用されているのは割とあるそうです。

トリクロサンを使わないニキビ向けローションや

クリームなどもあるみたいですけどね。

 

そもそも石鹸、とは言っても天然ですが、

天然石鹸自体に病原菌の殺菌効果があるので

善玉の常在菌まで殺菌してしまうリスクを

取る必要はないのです。

 

オイルと苛性ソーダ=水酸化ナトリウム、

で作られる石鹸ですが、

 

石鹸が汚れを落とすメカニズムさえ理解できていれば

余計なものは本来必要がないので、

わざわざトリクロサンを入れる必要もない、

という理屈なのです。

 

最強なのは、

 

・オリーブ・オイル → アンチ・エイジング

・ココナッツ・オイル → 抗菌作用

・米ぬか → お肌の潤い効果

 

の All in One 石鹸でしょうね爆笑キラキラ

 

スイスでもオリーブ・オイルやココナッツ・オイル

が入った天然石鹸はお手頃価格で

スーパーでも買えるのだけど、

米ぬか石鹸はまだまだBIO志向の高級品で

普通に1個日本円で1'200円くらいする。

石鹸で毎日身体を洗う私には

1個=2週間程度だろう。

なので、消耗の早い使い方の人向けではないよね泣くうさぎ

 

そこで色々妄想しました照れ

 

米ぬかの粉自体はスイスでは

馬の餌として販売しているので、

一応スイスでも米ぬかは手に入る様です。

この事から、もう少し米ぬか石鹸の作り方を勉強してから

オリーブ・オイルとココナッツ・オイルが入った

オリジナルの米ぬか石鹸を自分で作ってみたいなぁ

とまで脳内で妄想してワクワクしてしまいましたニコニコ

 

作り方さえ分かって、慣れて来れば

防腐剤等は一切入れるつもりはないので、

1ヶ月に3個程度作れる様になりたい、

と妄想してはワクワク照れ

 

久し振りのドキドキ感ですラブラブ

(石鹸作りでワクワク・ドキドキするとか

自分でも笑うよ爆笑

 

因みに、作り過ぎない事が重要な理由は、

自分で作ったものとなると、

スキントラブル等の間違いがあってはいけないので、

お友達にお裾分けする勇気はそもそもなく、

従ってあくまで自分用という前提なのです。

 

つまり作るならば、作りすぎないコツも

同時に習得する必要がありそうです。

(ここが難しいのです。私は何をしても

作り過ぎなかったとか、丁度良かったという事は

今までの人生、ありませんでしたのでアセアセ

 

 

何はともあれ、

天然石鹸の優秀さを学習し直した私は、

まず液状のボディ・ソープを止め、

ボディ・タオルも《かため》を止める事から

始めたのでした。

 

余談ですが、父は内科医で、

自宅の父の書斎には皮膚や神経に関する本も多く

応接室には時々症例が載った本などもあり、

それを何冊かめくってみては

色々考えさせられる事もありました。

私には潔癖症の傾向がある事で両親から

あまりゴシゴシ身体を洗いすぎる事への警告

を受けて育った筈でしたが、

私の潔癖症は今になってKPという形で

肌の方から警告が来たのではないか、

と思って反省していますショボーン

 

 

アメリカのドラマの名探偵モンクってありますよね?

私は仲の良い友達や実家の家族から

『正にリアクションがモンクと一緒だね』

と言われています。実際モンクのリアクションが

私には理解できるものなのですが、

それを理解してくれる人は多くはありません汗うさぎ

 

しかし、スイス人は多くが私よりも潔癖症なので

私はスイスでは然程潔癖症でもないのかも知れません爆笑

 

因みにフランスに入った途端に気分が悪くなります。

汚くてペアージュ添いの休憩所のトイレには

なるべく入りたくない派です。オエガーン

 

ドイツの様に、アウトバーン沿いの休憩所にある

トイレは50cだか€1を払うのですが、

その代わり清潔で良いです。

 

しかし、未だにトイレの前に人を置く所もあるので

そういう所は21世紀的ではないなと思うし、

トイレの前で座っているおばさんが可哀想です。

ドイツさん、アレ、本当にやめて欲しいですショボーン

 

話は戻りますが、潔癖症が原因で

KPになったのかは実は定かではないですが、

いずれにせよ、毎日寝る前に必ず

シャワーを浴びないと眠れない様な私が

毎日身体をゴシゴシ洗うのはよくない、

という点はKP云々以前に、

間違っていないと思っています。

 

因みに角質層の乱れやバリア機能の低下は、 

紫外線や肌質、乾燥、ストレス、年齢などが

きっかけで起こるそうなので、

私がKPを発症した原因の分析としては

乾燥の原因を一番疑っていて、

それは全く的が外れたものでもなさそう、

とも言えそうです。


因みに、ボディ・ソープでも

ミグロで売っているPHバランスだけは

使っても大丈夫かな、と思っています。

スイスの病院でも公式に採用されているものなので。

(少なくともベルンの Inselspital ではニコニコ

 

一方、Fa は使うと痒くなるものもあるので、

もう Fa は買いません。

 

 

 

最後に、東アジア系英語圏の女性2名の

スキンケア動画も結構楽しく拝聴したのですが、

 

私は肌を傷つけるボディ・ブラッシングだけは

あまりお勧めできないなと思いながら観ていました。

確かにチキン肌の凹凸を滑らかにする効果と

血行促進を促す効果は出るかも知れませんが

肌が傷付くので良くないし、あまりに原始的過ぎです。

血行促進にしても、運動が一番効果的なので、

肌を傷付けてまでやる理由がありません。

 

どうしてもするなら、ボディ・スクラブまでが

限度かも知れませんが、それも乾燥肌だから

KPを発症しているケースのスキンタイプの方には

あまりお勧めはしないです。

 

その点以外はアメリカのボディ・ケア製品の紹介を

楽しく拝聴できました爆笑