【NFL】オフシーズンの展望 -ジャイアンツ-
NFL JAPAN 2月19日(木)16時23分配信
NFL.comのクリス・ウェッセリング氏が、各チームのオフシーズン展望を予想している。
■主な変更点
今年もまた、特に大きな変更点はない。例年通り、チームはファンの溜飲を下げるために不甲斐ないシーズンをコーディネーターの解雇で締めくくった。しかし、QBイーライ・マニングが契約最終年という大事な時期を迎えていること、そしてWRオデル・ベッカムという若きスーパースターが登場したことで、チームが再びプレイオフに戻れるかもしれないという期待がわずかに膨らんでいる。
■主なフリーエージェント
DEジェイソン・ピエールポール
ピエールポールは未だにリーグを震撼させた2011年シーズンの再現を求めているが、周りの選手が当時より劣る。さらに、背中や肩のケガから回復途中だ。しかしたとえケガを抱えようとも、ピエールポールは人材豊富なパスラッシャー市場で最も価値の高い選手になるだろう。
SSアントレル・ロール
ロールは長年トム・コフリンHCから厚い信頼を受けているが、32歳になった今、ジャイアンツにとっては少し値段の高い選手となってしまったかもしれない。すでにセイフティが足りなくなっているジャイアンツだが、巨額を投じてこのリーダー的存在を呼び戻すだろうか。
CBウォルター・サーモンド
ジャイアンツが獲得したFA選手の中でも特に活躍が期待されたが、結局胸筋を断裂しシーズンのほとんどを欠場してしまった。サーモンドはリーグでもトップクラスのスロットコーナーであり、ジャイアンツが彼を呼び戻す必要性は高い。
その他カギとなるFA選手
OLBジャクワン・ウィリアムス、 FSスティービー・ブラウン、 CBザック・ボウマン、 FSクイントン・デンプス
■主な退団候補
DEマシアス・キワヌカ
長きに渡ってチームの代表格として活躍してる選手で、ジャイアンツが2007年に制したスーパーボウル当時の数少ない生き残りである。2013年は年俸減額に応じたキワヌカだが、残念ながらサラリーキャップの都合上カット候補となるだろう。
C J.D.・ウォルトン
昨年の先発Cは恐らく2014年のドラフト2巡指名選手、Gウェストン・リッチバーグにポジションを奪われるだろう。その間、ウォルトンは自身がサラリーキャップに大きな負担を掛けることを、保障額の少なさを武器にチームを納得させるしかない。
RBペイトン・ヒリス
過去にはマッデンのカバーにも選ばれているスターRBは、ジャイアンツで復調を遂げた。しかし昨年の4巡指名RBアンドレ・ウィリアムズが台頭したことによって、チームにとっての重要性は薄まっている。
■必要な改善ポイント
オフェンスライン全体の補強が必要だ。あるソースによれば、ジェリー・リースGMは次のドラフトで最低でも1人オフェンスラインの選手を指名する予定らしい。チームはすでにアイオワ大のOTブランドン・シャーフを中心に、OL候補について調査中だ。Tジャスティン・ピューが右サイドで固定できている上、リッチバーグがCに入る見通しがつく今、必要な穴を埋めるのは困難ではないはずだ。
■展望総括
ジャイアンツはピエールポールをフランチャイズ指定し、オフェンスライン選手を求めFA市場をくまなく探すだろう。全体9位指名を手放す可能性もあるが(リースGMはトップ10以内の指名権をトレードで最大化する傾向があり、必要としているポジションにおける候補の豊富さを考えれば、トレードダウンすることで3巡目までの貴重な指名権を得ることが可能)、QBマーカス・マリオタとジェイミス・ウィンストンがそれまでに残っていない限り、トレードアップに応じるチームはいないかもしれない。このドラフトはマニングのポケットを強化する新たな機会だ。
<ニューヨーク・ジャイアンツ>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000012-nfl-spo
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