ダルビッシュが警鐘=「中4日」に異議あり―米大リーグ

時事通信 7月15日(火)15時29分配信

 【ミネアポリス時事】米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手は14日、各チームの先発投手が毎年のように肘を痛める現状に警鐘を鳴らした。大リーグのオールスター戦を翌日に控えたミネソタ州ミネアポリスで報道陣に「登板間隔が一番大事だ。(中4日は)絶対に短過ぎる」と述べ、中5日以上に延ばすべきだと訴えた。
 ダルビッシュは、肘の靱帯(じんたい)を修復する「トミー・ジョン手術」を余儀なくされる投手が続出する状況を憂慮。「こんなに出ているのだから、(球界首脳が)議論しなくてはいけない。自分たちに利益のあることはちゃんと話し合った方がいい」と語った。
 大リーグでは1試合ごとの投球数が厳しく管理されているが、「球数はほとんど関係ない。140球投げても、(中5日以上なら)靱帯(じんたい)などの炎症は全部クリーンに取れる」と話した。さらに、球自体が日本の物に比べて滑りやすく、形や重さもまちまちな点を指摘。腕への負担が重く、故障の要因になっていると主張した。
 ヤンキースの田中将が右肘内側側副靱帯の部分断裂と診断され、球宴を断念したばかり。田中将のケースついては、スプリットの多投が原因とする意見もあるが、ダルビッシュは「スプリットが肘に負担がかかるとは思わない。ツーシームと変わらない」とこれを否定した。
 普段はクールなダルビッシュだが、親しい田中将まで災難に遭い、一石を投じずにはいられなかった様子。再発防止への熱い思いが、大リーグ機構や球団首脳らにどう伝わるか。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140715-00000100-jij-spo
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