こんにちは。
今日は「抹茶は恥ずかしい」について。
これだけ見ると何のこっちゃですね。
これは、僕の奥さんの実家で体験した出来事です。
と、その前に、最近では家でお茶を淹れる人が少なくなっているとよく言われますね。
ペットボトルのお茶が一般的になり、急須のある家が少なくなっています。
そして煎茶に限らず、お抹茶を家で飲む人も少なくなりました。
家に抹茶茶碗がない、茶筅がない、あるけど使い方がわからない・・・。
お茶の消費が少なくなるのも当然ですね。飲む人が減ってるんですから。
さて、話を戻しますと、奥さんの実家にお邪魔した時のこと、
お手土産におまんじゅうを買って持っていったわけです。
そしたら、お義母さんがお抹茶を点ててくれようとしたんですが、
茶碗を前にもじもじしています。
どうしたのかな?と思って聞いてみたら、
「上手に点てられなかったらどうしようかと思って・・・。」
最初はこれを聞いて驚きましたが、後から考えてみれば
なるほどと思えるような気がします。
僕らの世代から見た抹茶と、僕らの親世代から見た抹茶ってちょっと違うんと思うんですよね。
僕らの世代から見ると、抹茶ってちょっと特別なものだと思います。
同い年の子から「茶道を習っている」って聞いて、「いいとこの子なのかな」って
思っちゃうことないですか?
逆に、親世代の「茶道」って、「教養」の一種だった部分があると思うんです。
花嫁修業の一環とか、一般常識の一つみたいなところがあったんじゃないかなと。
だから、僕らから見て、お抹茶を点てられるっていうのは「すごい」ことで、
親世代の人から見た、お抹茶をたてられないっていうのは「恥ずかしい」こと
なんじゃないかなと思うわけです。
さて、こうなると、お茶の消費が減っていくのも仕方がないのかなと思いますね。
でも世の中にお抹茶風味のお菓子なんかは増えていますよね。
きっと、日本人の多くはお抹茶好きなんだと思います。
日本人のお茶離れを受けて、お茶業界の明るい話題は「輸出」一色といっても
過言ではありません。
実際、日本茶の輸出額は伸び続けてますし、国の輸出戦略にも日本茶の
輸出増大計画が盛り込まれているそうです。
でも、輸出するためのお茶を作り続けるのって何だか寂しい気がします。
お客さんの顔が見えないからでしょうかね。何かこう、面白みにかけると言いますか・・・。
海外の日本茶ブームから一周して、日本でもお茶の消費が増えたら嬉しいですね。
それでは、次回はお抹茶の買い方と点て方、保存などについて書いてみたいと思います。
「難しい」と思ってる方は読んでみてくださいね(^-^)