今日のテーマは『光を遮られたお茶の樹に何が起きているのか』、です。
私はお抹茶を作っている茶農家なのですが、よくお客様から聞かれる質問に
『普通のお茶とお抹茶ってどう違うの??』
があります。
お抹茶の樹を育てるには他のお茶とは少し違うことをします。
それが
『遮光』
です。
つまり日光を遮って栽培するのです。
といっても『もやし』みたい完全に暗室にするわけではありません。
実際はこんな感じです。
左のお茶の樹の上のほうに、何やら黒い布のようなものが広がっているのが見えると思います。
これは『寒冷紗(かんれいしゃ)』といって、お茶の樹に日光が当たるのを防ぐためのものです。
写真の状態で遮光率70%程度、つまり本来の3割程度の日光しか当たらない状態になっています。
これを使うことで、お茶の葉を『抹茶』に最適な状態に整えます。
それでは続きはまた明日。
明日は遮光時にお茶の樹に起きる成分の変化などについてお話しします。