病室に移動後もなかなか進まず、夕飯の時間になった。
歩いたりすればもしかしたらもっと進んでいたのかもしれないけど、痛みへの恐怖からずっと横になっていた私。
出された食事も食欲なかったけど、休んでは食べの繰り返しで、なんとか食べた。
何食べたか記憶無いけど。
夕食後の午後7時くらいから、尋常じゃない痛みがくるようになって、うずくまるようになる。
この頃から、気力も無くなって睡魔も襲ってきてあまり覚えていない。
いつの間にか寝てしまって、激痛で目覚めてという感じ。
21時頃から、一気に陣痛が進み出す。
規則的な陣痛がくるようになり、陣痛室へ移動。
陣痛室では、痛すぎて泣き叫んだり、ベッドの上をのたうちまわり、我を忘れていた。
このへたれっぷり、動画に納めておけば良かったかな(笑)
助産師さんだか、看護師さんだか、もはや誰だかわからないけど、何度か子宮口の開きを確認しにくるも、
「うーん・・・まだ(分娩室には)早いかな。」とか、「6㎝くらね。あとちょっと。」と、言われるのがつらかったし、
励ましの声や呼吸法もなにもできない。
もう耐える気力もつきてきて、はやく産んでしまいたいとひたすら思っていたのでね。
9月10日
私の断末魔の叫び声もつきてきて、日が変わった0時45分。
念願かなって分娩室に移動。
助産師さんと母親に引きずられるように運ばれ、いざ分娩台へ。
「あぁ、やっと終わる・・・」
ほんとそれしか考えられなかった。
ホッしたのかここからの記憶はしっかりある。
陣痛に耐えるよりいきむ方がずっと楽。
産道から伝わる感覚で、頭が出る、破水、からだが出るのがわかった。
そして1時16分。
出てきた我が子。
いつの間にか医者がきていて、私の足の方でチビちゃんを処置している音が聞こえた。
そこでやっと産声をあげ、看護師さんが私の目の前に連れてきてくれた。
初めてお目見えした我が子は、旦那さんにそっくりで思わず笑ってしまった。
母子ともに無事に出産を終えて一安心。
出産は鼻からスイカと言うけれど、ほんとだと思う。うまい例え。
だけど鼻からスイカ出すより、陣痛に耐える方がよっぽどつらいと私は思った。
