気になります・・・
今日は11日、例のごとく、震災の地震発生時刻に
サイレンが鳴りました。
この時間は幼稚園クラスのレッスン、
みんな手を合わせて黙祷します。
いつものこと、
いつもの光景。
今日の夜はりんりんの空手の練習・・・
母はいつも気合を入れるように
「頑張ってきなさい」というのですが・・・
今日は違いました。
父の月命日、
今まで一度も言ったことはないのですが、
「今日はおじいちゃんの月命日だから、
夜は一緒に食べよう。何か美味しいもの作るわ」と・・・
空手も「休んだら?」と・・・
それは全く構わないのですが、
母がそんなこと言うなんて気になります。
サイレンが鳴る時刻は2時46分。
父が亡くなったのは
いえ、書類に書かれた、死亡推定時刻は
津波がきた3時20分頃・・・
死因は溺死・・・
「サイレンの時刻はおかしい」と
震災一ヵ月後から口にしている母です。
震災当初から泣き崩れることもなく、
気丈に振舞ってきた母が、
最近ちょっと弱くなってきたような気がします。
同情されることが大嫌いな母です。
どこから聞いてくるのか、
新聞記者が取材させて欲しいと
数日前も来ました。
「冗談じゃない!」と追い払う母です。
「まだ、そんな心境じゃない!」と・・・
今になって悲しみがこみ上げてくるのでしょうか?
淋しさを実感するのでしょうか?
私は・・・
まだ頭の奥に押し込めています。
”もうすぐ一年”と言われることが、
何かを刺激し始めています。
気持ちを溢れ出させはじめている母は、
私より前に進んでいるのでしょうか?
でも、忘れてはいけない、
そして、忘れられない記憶を
今、ノートに少しずつ書き綴っている私です。
考えないようにしなければ
普通に生活できない気持ちを
今、少しずつ開放し、
現実としっかり向き合おうと思います。