欠礼はがきを出して以来、

毎日電話やお届け物が母の所に来ているのですが、

今日はりんごが送られてきました。


差出人は母も知らない方で、

きっと父のお得意さんだろうと

宅配便の伝票に書いてあった番号に

電話してみました。


きっと父が亡くなったことは知らないのだろうと・・・


ところが・・・


知っていました。


母の名前がわからなかったので

父の名前で送ったそうです。


やはり父から着物を買っていただいて、

長いお付き合いのある方でした。


その方は家が流され、

今は盛岡の娘さんの所にいるそうです。


「せっかく買った着物も全部流されました・・・」と


でも、北海道のお孫さんの着物が残っているから良かったと

仰っていたそうです。


電話を切って居間にもどってきた母が

布巾を顔に当てて泣きました。


りんごはご自分で植樹したりんごの木から採ってきたそうです。


ご自分も被災されているのに、

親戚でもない父の為に送っていただいて・・・


震災後、たくさんの優しさに触れています。