今日は陸前高田市の友人が、

地震後初めて会いに来てくれました。

自宅と両親が流され、

まだ見つかっていないのですが、

遺品の書類が見つかったと

警察から連絡があったのです。


彼女は今内陸にアパートを借りて、

子供達と住んでいます。


顔を見たかったからと わざわざ寄ってくれました。

私も会えて、安心しました。

ちょっと前だったら、抱き合って泣くところでしたが、

あえてしませんでした。


彼女は今になってストレスの影響で、

体調に変化が出て、病院に通っています。


どんなにつらかったか・・・

どんなに泣いたことか・・・


彼女と子供達は 当初、

おじいちゃん、おばあちゃんを助けられなかったと、

自分達を責めていました。


今日は少し前向きになった姿を見ることができました。

お互いに 悲しい表情は出さず話しました。

前に進み始めているのですから。



そして・・・



共通の友人が発見されたことを知りました。


彼女の自宅のある町から2つも離れた市で見つかったと・・・


彼女が着ていた通販で買った服のタグから

その会社に連絡し、調べてもらったら、

彼女の町でたった一人だけ購入者があったことが

わかったそうです。


手がかりがあって 帰ってくることができました。


お母様のことを思うと 慰めの言葉がありませんが

それでも、会いに行こうと思っています。




買い物先では市内の知人に会いました。

やはり、ご実家が流されていました。


別れ際に


「何に頑張っていいか分からないけれど、頑張ろうね」 


と彼女は言いました。



本当にそうなんです。

今の状況で交わす挨拶は


”がんばろうね”


それしか ありません。